「鶴」さんのページ
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漫画、小説、映画が単純に好きです。
考察したり、難しいことを考えたりは嫌いではないですが、得意でもない……そんな感じです。
比較的、自分の感情に素直にレビューしていきますので、感性が合わない方からすると不愉快かもしれません。
とりあえず田村由美が好きで登録しました。
プロフィール
好きな漫画家:田村由美、松井優征
好きな作家:芥川龍之介、上橋菜穂子、小川洋子、宮部みゆき、イプセン、シェイクスピア、チェーホフ
好きな映画:ペイ・フォワード、デイジー、This is it
好きな天使:ケルプ(ケルブとも)。響きがかわいい。
好きな悪魔:ベルゼブブ。響きがかわ(ry
最近気になっている人:遊井亮子さんが色っぽすぎて気になる

10点 BASARA
『完成している作品だからこそ、あまり語ることがありません』
評価:出会えて良かった。
この物語はふたりがお互いの立場・運命を知り、それを超えてからが見どころです。
とても20年も前の作品とは思えません。
よくある設定かもしれませんが、それは今になってからの話です。
そしてその今になって読んでも、色褪せない作品です。
完成している作品だからこそ、あまり語ることがありません。
ここがよかったよね! あそこは燃えた!
そんな話ならいくらでもできるのですが……
ううむ、困りました。
でも、大好きです。
※田村由美の作品は『BASARA』→『シカゴ』→『巴がゆく!』→『7SEEDS』→『猫mix幻奇譚とらじ』→『ぼくら村には湖があった』の順番で手に取りました。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2014-10-13 22:51:54] [修正:2014-10-13 22:51:54] [このレビューのURL]
10点 7SEEDS
『絵が嫌いならばこそ、ぜひ手にとって見て欲しい作品です』
評価:一生手元において置きたい作品の中のひとつ
この作品の最大のポイントは、少女漫画でありながら、グロ描写があることでも、SFであることでも、サバイバルであることでもありません。
群集劇でありながら、ひとりひとりの心理描写を丁寧に描いていることです。
たしかに舞台設定も非常に面白いのですが、読めば読むほど上記のポイントは、キャラクター、心情あるいは信念とでも言うのでしょうか。そういうものを表現するためのツールに思えてきます。
あくまでも一個人の意見ではありますが、それくらい、心理描写=成長=生きるということに重きをおいている作品だと思っていただけると幸いです。
(これは田村由美の他作品も同じかと)
このポイントは群集劇が苦手な人からすれば、視点が定まらず不安定な作品ということになりますが、好きな人からすればたまりません。
正直、田村由美に多大に影響を受けている私でも、絵はあまりうまくないと思います。最初は苦手でした。
けれど途中で絵の上手い下手が気にならなくなりました。
途中でむしろこの絵でなければこれほどの激しい感情を抱くことはないだろうと気が付きました。
この作品は好きになるにしても嫌いになるにしても、普段はそう出てこないような激しい感情を掘り起こしてくれるものです。
もし退屈でたまらないのであれば、この絵に嫌悪感を抱くのならば、ぜひ手にとってみてください。
どんな感想を抱くかはわかりませんが、少なくとも退屈はしないことでしょう。
(おすすめはまとめ読みですが、そこはここにお任せいたします)
※田村由美の作品は『BASARA』→『シカゴ』→『巴がゆく!』→『7SEEDS』→『猫mix幻奇譚とらじ』の順番で手に取りました。
※間違いなく自分の人生に影響を与えたので点数を変更。
9→10
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2014-09-27 20:06:04] [修正:2014-10-13 22:39:21] [このレビューのURL]