「キズナ」さんのページ
- ユーザ情報
- 1991年生まれ(性別:男性)
- Webサイト
- https://kizunanoreviewblog.fc2.net/
- アクセス数
- 19071
- 自己紹介
-
○ハンドルネーム・・・キズナ。私が好きな歌手Aimerさんの歌のタイトルか
ら頂戴しました。とっても優しい歌です。3rdアルバム
「DAWN」に収録されていますので、興味のある方は是非
聞いてみてください。癒されますよ♪
○評 価・・・完結済み作品(未完含む)をレビューしていきます。
極力ネタバレしないよう注意して書き込むつもりです。
点数については、こちらのサイトの評価基準と合致しな
い部分があったので、下の表を元に作品を評価します。
10点 殿堂入り(最高傑作)
9点 極めて優れた作品
8点 優れた作品(名作・傑作)
7点 面白く良く出来た作品(佳作)
6点 どちらかと言えば面白い作品
5点 どちらとも言えない作品
4点 どちらかと言えばつまらない作品
3点 ありきたりでつまらない作品(凡作)
2点 出来の悪いつまらない作品(駄作)
1点 酷く出来の悪いつまらない作品
0点 論外
極端に低い評価(2点以下)は滅多矢鱈につけません。
○更新頻度・・・毎月1本、1年で12本の投稿を目標にします。
拙い文章でございますが、何卒よろしくお願いします。
m(_ _)m
7点 GS美神 極楽大作戦!!
ドケチな美女の美神と、彼女の下で働くスケベな男子高校生横島、健気で優しい幽霊少女オキヌの仲良し三人組が協力して悪霊や妖怪を退治していくオカルトバトルコメディ。
ストーリーは1~9話の中短編と10話以上の長編で構成され、回を追うごとに段々とシリアスな展開になる感じです。
バトルは武器や御札を使って戦い、修行やトーナメント、実戦を経て新たな技を習得するというバトル漫画の定番を踏襲してはいるものの、要所要所にギャグが挿入されていて、かなりコメディ色の強いものに仕上がってます。
なので人によっては、このおちゃらけた雰囲気が合わない人もいるかもしれません。ギャグは大体横島がふざけて、周りのキャラクターがツッコミを入れるパターンがお約束です。
また一応主人公は美神ですが、この物語で一番活躍するのは助手の横島であり、彼が実質主人公と言って良いと思います。元々只のお笑い担当キャラでしたが、中盤以降はバトル漫画の主人公として目覚ましい成長を遂げます。
その他、時間移動したり宇宙に行ったりするSF要素や少女の淡い片思いや男女の感情の機微を描いた恋愛要素もあり、読者を飽きさせない様な作劇がなされていました。
作画に関しては全体的上手いです。戦闘描写などのアクションも良く描けてますし、特段分かり辛い所もありませんでした。正にお手本の様な作画だったと思います。
サンデーらしさ(読み易く完成された感じ)を継承して、戦いを愉快に描いた作品です。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2021-01-17 22:50:00] [修正:2021-01-17 23:42:23] [このレビューのURL]
7点 俺たちのフィールド
サッカー選手の父を持つ高杉和也が、少年サッカー高校サッカーJリーグ、そして1998年のW杯フランス大会までをチームメイトと共に奮闘する姿を描いた熱血サッカー漫画。
仲間の騎場拓馬、磯野拓郎は相棒であり良き好敵手として和也を支え、幼馴染みの女の子森口愛子との関係も物語を盛り上げます。比重をJリーグとW杯に置いているのもあって、序盤の少年サッカーと高校サッカーは駆け足な感じです。
試合は話が進むに連れてサッカー戦術が登場し、必殺技はなく割りと現実的なプレーが展開されます。まぁ少年漫画なので多少オーバーな表現はありますが…。
また主人公和也が個人技に終始せず、時にはアシストに徹してチームプレーで得点する描写もあり、各々のキャラクターを蔑ろにしてないところが好印象でしたね。
本作を読む前にサッカーのルールや用語、フォーメーション等の予備知識があると、試合シーンをより楽しむことができるかと思います。
作画に関しては過不足なく描けていて、コマ割りも見易く大変よかったです。絵柄もあまり癖がないので、広い層に受け入れられると思います。
更にコミックスの巻末には、作者の若かりし頃のエピソードや近況について面白可笑しく描いた2ページ程のおまけ漫画も収録されています。
作品全体を通してサッカーという競技の素晴らしさ、そしてW杯出場にかけるプレーヤーの熱い想いがダイレクトに伝わってくる、そんな作品でした。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2020-11-16 23:10:49] [修正:2020-11-16 23:10:49] [このレビューのURL]
7点 D-LIVE!!
乗り物を自在に操縦できる少年"斑鳩(いかるが)悟"が、仲間と共に逃亡犯の追跡や人命救助、荷物の運搬、レースへの出場等数々のミッションを遂行していくアクション漫画。
ストーリーは、一部を除き原則2~4話で構成され、単体のエピソードと平行してロシアの犯罪組織「キマイラ」との対立が物語の主軸となっていきます。
作中には、車やバイクは勿論、飛行機や船、戦車・戦闘機等の軍用機、クレーン車、ショベルカー等の重機、その他スノーモービル、ホバークラフト、潜水艦まで実に様々な乗り物が登場、まだまだ他にも沢山出てきます。これだけ乗り物が出る少年漫画は、恐らくこの作品だけだと思います。乗り物好きな方には、是非読んで頂きたいですね。乗り物に詳しくない方でも、専門用語・固有名詞等は枠外に補足説明があるので、予備知識がなくても全然大丈夫です。
ただ難点を指摘するなら、ストーリーが定型化されているので、人によっては読んでいて飽きがくるかもしれません。
アクションシーンは、皆川先生の画力が最大限発揮され、思わず息を飲む程のスリルを感じさせてくれます。迫力やスピード感が伝わり、また絵も大変見易いので、状況が一目で把握できます。
どんな過酷な状況に置かれても決して諦めず、知恵を絞って困難を乗り切るASEエージェント達の姿が、とてもカッコ良かったですね。プロフェッショナルについて考えさせてくれる、そんな作品でした。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2020-07-19 16:33:44] [修正:2020-07-19 21:52:52] [このレビューのURL]
7点 テガミバチ
主人公の少年ラグが郵便配達員(テバミバチ)として働きながら、失踪した友と母の行方を追うといった感じのファンタジー漫画。
配達の道中、巨大な魔物(鎧虫)が襲ってきて、テガミバチは心弾銃と呼ばれる心を使う武器で応戦、相棒(ディンゴ)と連携して鎧虫を倒していきます。
物語はメインの話とは別に1話完結の短編が挿入されますが、こちらもまた感動的です。話が進むにつれて物語は壮大になり、ラグにまつわる過去の出来事が徐々に明らかになる様は読んでいてワクワクしました。
ラグは泣き虫という設定なので、とにかくことあるごとによく泣きます。
人によっては鬱陶しく感じるかもしれませんが、私には却って彼の優しさが伝わり、良かったと思いました。またディンゴの少女ニッチも一途にラグを慕う健気で可愛くて非常に好感が持てるキャラクターでしたね。
絵については、キャラクターや背景が丁寧に描かれています。
幻想的かつ美しい表現が抜群で、大変魅力的です。
(私事ですが思わずイラスト集を購入してしまいました。)
手紙を通じて大切な人に心を届けるというコンセプトが素敵な作品です。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2020-04-20 23:07:38] [修正:2020-04-22 14:31:31] [このレビューのURL]