「なめくぢ」さんのページ

総レビュー数: 6レビュー(全て表示) 最終投稿: 2007年04月08日

緻密さの欠片もない、センスにまかせた作品。
他のギャグマンガとはあらゆる意味で異次元。
うすたは力を抜く(もとい手を抜く)ことを知っているためか、
ネタも割と高い水準でまとまっている。

その画風とは裏腹に、うすたの漫画は
かなり特異な世界を形成するので、好き嫌いはあると思うが、
ハマったときの威力は抜群。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-04-29 12:32:18] [修正:2007-04-29 12:32:18] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

「吸血」とは「必要とすること、必要とされること」であり、
「愛」の象徴であったと思う。

雰囲気ばかり特筆されがちな冬目作品の中で、
深さを伴った最高傑作。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-04-24 18:07:23] [修正:2007-04-24 18:07:23] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

「主人公が努力のみで成長していく」
ことを一貫して描けていたことは素晴らしいが、
それ故に、主人公がサッカー選手の息子である
という設定は無駄といっていい。
その他、サッカーの描写が若干エスカレート気味で
中学生離れしている点や、
「主人公にはサッカーに関して特別な才能はない」
という設定上、ご都合主義的にならざるを得なかった点は
個人的には減点対象。

悪いところばかりあげてきたけど、
絵も丁寧、キャラもしっかり立ってる、
ストーリーも割と王道。
優等生的な漫画であると思う。



ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-04-08 14:36:11] [修正:2007-04-08 14:36:11] [このレビューのURL]