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[投稿:2024-12-09 06:58:39] [修正:2024-12-09 06:58:39] [このレビューのURL]

漫才師島田洋七氏の原作は、昔読んだことがあって、ドラマか映画も
見たような記憶がありました。
最初の数巻は原作に忠実に展開していますが、11巻という長編の中では、
ストーリーも絶対に不足しますので、相当に石川氏の創作が入ってきます。
背景と状況だけ借りた新たな石川氏のがばいが、とても良いです。

時折、挿入される広島に住む母への憧憬、兄との思いやりなどは、
子供なりの健気さがとても良いです。
やはり子供は田舎の自然の中で豊かに育てるに越したことはないと
納得させられます。
もっと言えば、貧乏こそ最大の教育かも知れません。
生活の安定と引き換えに、人間は次の欲望のために豊かな心を失うのです。
青年誌に連載されましたが、このまま少年誌に転載して欲しい作品ですね。

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[投稿:2024-12-07 11:44:55] [修正:2024-12-07 11:44:55] [このレビューのURL]

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[投稿:2024-12-03 14:23:14] [修正:2024-12-03 14:23:14] [このレビューのURL]

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[投稿:2024-12-02 20:06:44] [修正:2024-12-02 20:06:44] [このレビューのURL]

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[投稿:2024-12-01 16:00:41] [修正:2024-12-01 16:00:41] [このレビューのURL]

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[投稿:2024-12-01 01:03:14] [修正:2024-12-01 01:03:14] [このレビューのURL]

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[投稿:2024-11-30 12:45:03] [修正:2024-11-30 12:45:03] [このレビューのURL]

70歳の超高齢出産をテーマにしており、ちょっとそれはSFでしょう
という最初の印象から始まります。
老人が慣れない出産、子育てであたふたと奮闘する内容かと想像しますよね。
まあ、当然それもあるのですが、新しい生命が誕生する意味、それが人間に
与える希望について、描かれています。

生きては死に、また生まれる人間の営みの繰り返しが無駄に思える日々も
誰しもありますよね。
どんな生物もその繰り返しで生をつないでいるのと、人間も変わらないんだと。
でも、それは意味のないことではないのかと、ちょっと思い直させてくれる作品ですね。
高齢者の出産・育児が、人生の価値の再発見につながるなんて、少しも思わ
なかったもので、意表を突かれたようなサプライズでした。

最後に、作品中のセリフを一つ抜粋します。子育ての極意かと思ったもので。
母「わたしは何を焦っているのだろう。勝手にゴールを決めて、必死に一日を
  終わらせようとして。それはこの子の今より大切なことかしら。
  ときどき忘れそうになるけど、私たちはこの瞬間を望んでいた・・。
  ずっとずっと昔から・・。」

これから子育てを始める人にも読んでほしい良作だと思います。

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[投稿:2024-11-30 10:11:33] [修正:2024-11-30 10:11:33] [このレビューのURL]

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[投稿:2024-11-29 21:08:51] [修正:2024-11-29 21:08:51] [このレビューのURL]

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[投稿:2024-11-29 21:08:37] [修正:2024-11-29 21:08:37] [このレビューのURL]

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