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10点 SLAM DUNK

私の人生に多大な影響を与えた作品です。
私の学生時代の経歴ではスポーツをやっていませんでしたが、
バスケが素人だった桜木が基礎から努力して湘北に必要なメンバーになったり、湘北メンバー同士で衝突しながらもお互いを尊敬しつつチームとして力を合わせていく姿は、まさに私が理想とするチーム像だと気づかされました。

単なるバスケットボールのスポ根漫画だけでなく、人生の大事さを教えてくれる作品だと思います。

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[投稿:2024-04-17 08:28:35] [修正:2024-04-17 08:28:35] [このレビューのURL]

キャラクターの魅力や話の完成度の高さは申し分ない。

特に各キャラの動かし方、群像劇の進め方に関してはピカイチ。
少年漫画特有の不自然な後付けや露骨な引き延ばしや脳筋戦闘描写もない。
主人公エドワードは最初からレベル70程度の戦闘力を誇りそこから全く強くならないままであったが、精神面は大きく成長した。

少年漫画においてマイナスだと思われがちな要素をとことん排除した、ある種漫画のお手本のような漫画ともいえる。

しかし熱意まで排除した漫画であるかと言われれば全くそんなことはない。

作者は北海道の農家で生まれ育った方で、キャラクターのセリフ等からそこで育った彼女の死生観がかなり反映されている漫画だということはしっかりと伝わりますし、エドとアルの過去編のサバイバルやブリッグズ編では実体験のおかげでこういう漫画が描けるのだなとわかるんですよね。
イシュヴァール殲滅戦の話を描くにあたっては第二次世界大戦を実際に経験した当事者から取材を受けてから描いたそうな。
ツイッターをやらない理由を聞かれた際には「世の中に伝えたいことがあるのであれば漫画で伝えればいい」と答えたそうで、本当に自分の描きたいことだけを漫画にしていてその上決して独りよがりな作風にならずこの面白さを放っていたのは本当に凄い。

永遠に賞賛されるべき漫画。



ナイスレビュー: 0

[投稿:2023-04-29 03:13:57] [修正:2024-03-19 17:02:44] [このレビューのURL]

少年誌の中では間違いなく史上最高のストーリーの1つ。
プロット、ドラマ、セリフ、演出、衝撃展開、バトル描写、エンタメ性、メッセージ性
あらゆる面で素晴らしい。
弱点と思われがちな作者の画力も後半はちゃんと上手い人のソレだった。

「巨人に人間が立ち向かう物語」と思わせておいて、蓋を開けてみれば人間同士の醜い戦争の話であり重厚なヒューマンドラマ。
それもご都合で路線変更した訳ではなく露骨な後付けもなく初期から構想してたかのような伏線回収やどんでん返しが見事。
過去の台詞を過去で終わらせず後の話に活かすことが作者は異常レベルで上手いのでそれが確かな読み応えへと繋がり、作品に対する信頼になっていたんですよね。

キャラクターを「〇〇が悪で○○が正義」のような記号的な描き方をせず、だれもかれもが心の中に悪魔を抱えている。明確な悪役が存在せず、その一方で万人に都合のいい英雄も存在しない世界。

物語序盤では正義サイドに属しているかと思われていた主人公が自身のエゴにより最終的に人類史上最悪のジェノサイドに手を染めてしまうという前代未聞の結末も不謹慎ながらエンタメとしては最高に面白い。
そんな主人公に対して私が「最悪なヤツ」とはとても思えなかったのは彼が「自由になりたい」と言う人間の、生物の誰もが持っている欲求を誰よりも強く抱いていたからでしょう。
そんな我々読者もまた悪魔の心を抱いているのだなと。

人類の普遍性と争いが起きるメカニズムをここまで奥深く仕上げたフィクションは古今東西存在しないんじゃないでしょうか。

人類は争いをやめることができない愚かな生き物であるという諦めの結論に近い終わり方をしていたが、決してニヒリズムには傾倒せず「森から出続けなければいけない」「世界は残酷だが美しい」というに生に対して肯定的とも読み取れるメッセージもしっかり残していたように思う。



一般的な少年誌とは一線を画する読み応えだったが、それでいて「立体起動装置」「九つの巨人」のようなワクワクする少年漫画的ロマンも欠かさない。

第42話「戦士」や第100話「宣戦布告」は漫画史に残る最高のトリハダ回なのでぜひとも見るべき。


こう言う型破りで挑戦的な漫画こそが評価されるべき。

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[投稿:2023-03-14 01:19:58] [修正:2024-03-19 16:28:55] [このレビューのURL]

面白い作品です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2024-02-22 12:43:08] [修正:2024-02-22 12:57:41] [このレビューのURL]

10点 ハビビ

ナイスレビュー: 0

[投稿:2024-02-12 09:21:14] [修正:2024-02-12 09:21:14] [このレビューのURL]

チェルノブイリのありのままを作者の目を通して
描いたバンド・デシネ。チェルノブイリ周辺の人々の
生活を通して、作者が悩み、描いてきた苦労が伝わってくる。
ガイガーカウンターの描写も営みはあるが今も危険だという
印象を抱かせる。
前半のモノトーンメインの画がチェルノブイリの自然が
出てくると鮮やかな緑になるのは圧巻だった。
色彩の変化も日本の漫画にない味わいだった。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2023-12-22 18:21:23] [修正:2024-02-02 13:00:36] [このレビューのURL]

999を初めて知ったのは小学生の頃。
TVアニメや雑誌の記事などからだった。
その後999の小説を読み、ハマった。
原作の漫画を読んだのは、たぶん高校生になってからだ。

この作品はすごくイマジネーションを刺激される。
抒情的で余韻があり、文学的な作品だ。

完成度が高いとは思わない。
むしろ未完成だと感じさせる。
私は思春期に自分の想像力で設定を補ってこの作品を読んだ。
そういう読者は多いのではないだろうか。

少年ジャンプ全盛期以降の漫画とは違う哲学で描かれていると思う。
古典なので、今どきの読者には受けないような気がする。
それでもこの作品は素晴らしい。
自分の人格の形成に、間違いなく影響を与えていた。

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[投稿:2023-11-28 19:46:37] [修正:2023-11-28 19:46:37] [このレビューのURL]

キャラや世界観はよかった
が、後半のストーリーが破綻して、派手だけど意味がわからないマンガになってた
いろいろイベント盛りすぎ、伏線回収も収拾がつかなくなって、作者も戦いシーンだけ派手に描いて、終わらせたって感じなのかな

意味不明な展開はカットして、説明が必要な変な伏線設定もやめて(まあ説明されても意味不明で無用としか思えないけど)書きなおしたほうがいいのではっていう作品ですね

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[投稿:2023-11-16 00:54:17] [修正:2023-11-16 00:54:17] [このレビューのURL]

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[投稿:2023-11-02 09:56:51] [修正:2023-11-02 09:56:51] [このレビューのURL]

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[投稿:2023-10-27 12:56:11] [修正:2023-10-27 12:56:11] [このレビューのURL]

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