「kenken」さんのページ

8点

バレエなんて毛ほどの興味もなかったけど、これは面白かったです
天才の多い曽田主人公の中でも、抜きん出た自己中である昴には平常なら感情移入なんて出来ないんだけど、バレエのシーンだけはグイグイ入り込めます
読み終わった後はこっちまで疲れそうになります
そういった読ませ方が作中での
「踊っている時以外生きてる実感の無い昴」の描かれ方と上手く重なり、踊りのシーンの臨場感はかなりのものです

でも最後の亀頭頭との謎の恋愛劇みたいなのはいらない
天才ゆえの悲恋みたいなのはいいけどそれでバレエ漫画のフィナーレを飾られても困る

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[投稿:2009-05-30 12:26:33] [修正:2009-05-30 12:26:33]