「ととちゃん」さんのページ

一応、最後とされるところまで読んだということで
こちらにレビューを書きたいと思います。

読み終わった直後の「なんじゃそら?」っていう感覚を
味あわない人はいないんじゃないでしょうか。
酷評したくなる気持ちも分かりますよ。ここまで読ませて意味不明みたいな。
しかし、それこそこの作品の言いたいことですから、
作品としては大成功ですよね。
一発で「あー、なるほどねー」って人がいたら、弟子にしてほしい。

確かに伏線張りすぎて回収しきれてないのは否めませんが、
まぁ重要な伏線は十分回収出来てるかなと。
この漫画はネタバレしたら面白さ0だと思う(ってことは残るものはあまりないってことだけど)ので核心には触れないですが、
ラストの意味が分かれば、読んで損したと思わされるものではないです。

残念ながら私は平成生まれなのでノスタルジーをむしろ新鮮に
感じてしまい、浦澤先生の言いたい時代背景は読み取れてないです。
きっと大人が読んだらもっと別の何かを感じられると思います。

浦澤さんの読者を舐めてない感じ、真っ向勝負な感じが好きです。

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[投稿:2009-06-26 19:44:46] [修正:2009-06-29 02:16:47]

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