「ちか」さんのページ

伊坂幸太郎先生原作ということだけで衝動買いしました。

主人公の特殊能力が特殊であったり、市民をあやつり政治界のトップに躍り出ようとするライバル?と、それを防ごうとする主人公がいるといったような面白い設定で、さくさく読むことができましたね。

残念なところは、終盤にかけて話が急ぎがちになっており、せっかくいいラストを用意していたにもかかわらずあまり感動できないものとなってしまったところでしょうか。物語前半の進行スピードをもう少し考えて結末に至るような物語を書いてほしかったと強く思います。

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[投稿:2010-01-01 02:15:09] [修正:2010-01-01 02:15:09]