「カレー」さんのページ

問いかけから物語が始まり、いっきに話に引き込まれてしまいました。

3巻までの「勝の幕」から、「からくり編」と「サーカス編」に物語が分かれます。

まったく雰囲気の違う二つのストーリーが絡み合い、また一つへとなっていく。

その構成のダイナミズムに圧倒されっぱなしでした。

これでもかと広げた伏線を見事に何度も回収して見せる。

さらにキャラクターも非常に魅力的で、藤田氏の描く人間の温かみに涙が止まりませんでした。

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[投稿:2010-01-16 17:03:18] [修正:2010-01-16 17:03:18]