「NINTOKU」さんのページ

この作品は私にとって初めて集めた漫画でありますので多少偏ったレビューになってしまうかもしれませんがお許し願います。
まず冨樫先生の漫画の見所は「人の感情の表現法」と「難しい設定のなかでの説得」だと思います。冨樫先生の書くキャラは様々な状況においてキャラの個性を活かす「顔」が描かれています。この顔がなんといってもいい。主人公のゴンの真っすぐな素直さやキルアのやんちゃで頭の回転が早く、時に見せる殺し屋としての性格も説得力を帯びて表現されていると思います。

次に難しい設定のなかでの説得というのは最初に作者が設定したルールからできるだけはみ出さずに物語が進行することです。特に一般的な漫画のキャラの能力については巻が増すごとに後付けが多くなってくるものなんですがハンターハンターは読んでいてあまり意識しません。冨樫先生が本当によく考えて書いている証拠です。凄いです。

しかし、現在のキメラアント編は怪しくなってきましたね。特にゴンが…ゴン。

さて長くなってしまいましたが、絵については……これはカットで笑

終わらせ方が非常に気になる作品。最後まで書いて下さいよ、冨樫先生!

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[投稿:2010-05-19 22:55:43] [修正:2010-05-19 22:55:43]

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