「masakijp2002」さんのページ

既にこの漫画と付き合って13年ほどになりますが、
正直言って、ここまで大風呂敷にしてしまうと終わりが見えないです。

ただ、三浦先生の場合は物語の伏線をいままでしっかりと回収してきているので、単純に主人公の能力のインフレ化で収束するとは思えません。
逆に主人公の命の収束が始まってきており、
父と母をこれまで導き、守ってきた”人間と闇の子”の新しい幽界の命が成長していっています。
いわゆる王道ファンタジーに近い展開に持って行きながら、この描写には因果律に打ち勝てない、人間の限界を感じさせるリアリティを強く感じます。
とはいっても、既に主人公は人間レベルの強さではありませんが。

点数は上記の伏線を巧く回収し、多くの方々の期待を良い意味で裏切る結末になると予想した上での10点ですが、悪い意味で裏切られた場合は0点です。ただのロールプレイングゲームにならない事を祈りつつ。

魔法に関しては、登場した時点でかなりの失望を感じた方が多いと思いますが、それも、最初のエルフの登場時点で示唆されていたと考えれば充分な伏線といえます。ただ、あの”違和感”で離れていった読者は多い事でしょう。

いずれにせよ、完結まであと数年は要するでしょう。

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[投稿:2010-06-22 05:26:17] [修正:2010-06-22 05:26:17]

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