「suzu」さんのページ

伝説の歌舞伎役者、生島新五郎の血を引く無名の歌舞伎役者の活躍を描いた物語です。歌舞伎に関する漫画ですが、随所に細やかの説明・演目の粗筋も載っている為、全く歌舞伎を知らない状態でも気軽に読むことができます。ストーリーの良さもさることながら、何よりも素晴らしいのがたなか亜希夫の作画でしょう。演目の見せ場では水墨画タッチの画で読み手を魅了してくれます。8巻で終わっており、やや最終巻が駆け足であったことが残念でなりませんが、9点をつけても良い作品であると思います。

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[投稿:2011-01-28 06:12:39] [修正:2011-01-28 06:12:39]

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