「hydir7」さんのページ
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展開が読めない作品はいっぱいありますが
ここまでいい意味での期待を裏切ってくれる作品はありません。
作品の世界感のなかで通常ならありえない、ときには残酷きわまりない展開を
平気でぶっこんできます。
それがまかり通る作品力にただ感無量です。
読み手の感情を変に揺さぶられるから、続きが待ち遠しくなる。
こういった奇妙な感覚にさせてくれる私にとっては唯一無二のマンガと言えます。
画力についてですが、
「まじめに書けばもっと上手いだろうに」
といった印象です。
おそらく作者の性格からしても、そんなくそまじめに描いていては
連載を続けること自体不可能なんでしょう。今ですらギリギリなのですから笑
しかし「魅せるシーン」での一枚絵は時に気持ちが悪いくらい
感情がぶつかってきます。背筋がぞっとするような。
この緩急が、、クセになるのかもしれないですね。
ストーリーに関しては、見えない部分での細部のこだわりが感じられ
結果的にそれが当作品の持ち味になっていると思います。
常に薄くて暗い膜が作品を覆っていいるイメージは1巻から続いており
少年漫画としては異色な作品と言えるでしょう。
中毒性はんぱないですよ
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2013-06-17 14:19:59] [修正:2013-06-17 14:19:59]