「褒め河童」さんのページ
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臓器移植や、脳死の判断などいろいろな視点から、命の重さを考えられる作品。
恋愛要素あり、心臓病を患う少女との儚い恋愛、そこにライバルといった青春も描かれていて、読みやすかった。それが後々主人公達の将来を分けたポイントとなり、研究者という立場から過去に縛られながら命と向き合っている。主人公達のエゴのが最後までぶれなかったことは好印象だった。
医療系の人間達の裏の顔もわかりやすく善悪で描かれてた。ちょっと…犯罪犯しすぎでしょ…と言いたくもなる。実際そうなのか、そうじゃないのか。どっちにしても え?やりすぎでしょ、バレるバレる。とリアリティーに欠ける部分もあった。
絵は全体的に薄い感じ、癖もなく見ててくどくない。線が細く、回想部分との書き分けが上手かった。女の人が描いてると思ったら、妻が原作、夫が画の夫婦ユニット。
個人的に楽しめたし、考えられる部分もあった良作。
ただラストがちょっと…と思う。
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[投稿:2016-07-09 19:08:06] [修正:2016-07-09 19:08:06]