「からぜん」さんのページ

リアルタイムで連載を追っていた際、28巻以降はなんとなく首を傾げつつ読んでいた記憶がある。
なんとなくおかしくないか?と。
単行本で一気に読むとそれなりに満足はいくのだが、それでもなんとなく最後まで不完全燃焼気味な感情を抱いた。

前作「うしおととら」では起・承じっくり描いた上でいきなり転に落とし、怒涛のごとく結に持っていったが、この作品では起・承・転まで素晴らしかったのに、転〜結の間にゆるい間が入ったのが非常に惜しい。

それで減点をしても、面白いといえる作品ではある。
ただ惜しいのは、28巻までがあまりにも面白すぎた。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2008-07-10 01:43:21] [修正:2008-07-10 01:43:21]