「からぜん」さんのページ

総レビュー数: 7レビュー(全て表示) 最終投稿: 2007年02月28日

この作品は一見ギャグ漫画だ。なんか主人公の馬は不細工だしなぜかネズミが騎乗してるし観客はどう見ても素っ裸だし。

でも、きちんとストーリーを読んでいくとこの作品がすばらしい物語であることがわかる。お世辞にも馬に見えない不細工な外見のマキバオーがこれ以上なくかっこよく見えてしまうくらいに。

だからこそ、第2部の蛇足っぷりが残念すぎてならない。
締めはそんなに悪くなかっただけになおさらその後悔が後に引く。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-07-18 01:03:19] [修正:2008-07-18 01:03:19] [このレビューのURL]

リアルタイムで連載を追っていた際、28巻以降はなんとなく首を傾げつつ読んでいた記憶がある。
なんとなくおかしくないか?と。
単行本で一気に読むとそれなりに満足はいくのだが、それでもなんとなく最後まで不完全燃焼気味な感情を抱いた。

前作「うしおととら」では起・承じっくり描いた上でいきなり転に落とし、怒涛のごとく結に持っていったが、この作品では起・承・転まで素晴らしかったのに、転〜結の間にゆるい間が入ったのが非常に惜しい。

それで減点をしても、面白いといえる作品ではある。
ただ惜しいのは、28巻までがあまりにも面白すぎた。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2008-07-10 01:43:21] [修正:2008-07-10 01:43:21] [このレビューのURL]