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7.7点(レビュー数:27人)

作者田村由美

巻数27巻 (完結)

連載誌ベツコミ:1990年~ / 小学館

更新時刻 2011-07-21 13:17:28

あらすじ 20世紀末。ある大予言者の予言通り、地球は滅亡の危機を迎えた。文明は滅び、国は暴君が支配し、人々は圧政に苦しんでいた。それから300年後の日本。山陰地方の白虎の村に、運命の子供が誕生した。その名は「タタラ」。日本を救う革命家として、白虎の刀を携え、残りの朱雀・青龍・玄武の刀の継承者を探す旅に出る。(Wikipediaより)

備考 1993年に小学館漫画賞受賞。

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BASARAのレビュー

点数別:
11件~ 15件を表示/全25 件

7点 つなさん

この人の書く漫画はドラマチックで面白い。ちょっと蒼の王のキャラがくどくて好きになれなくて最後の方はあんま楽しめなかった。もうちょい短くまとめてくれたらもっと良かった。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2015-11-30 15:23:44] [修正:2015-11-30 15:23:44] [このレビューのURL]

10点 デビルチョコさん

少女漫画という枠でこれほどハマった作品はない。

文明が一度滅んだという設定が上手く物語に絡んでいる。
また王族が日本を牛耳っているというストーリー構成や、
時代背景の描写が非常に良く出来ていた。

バトルシーンも迫力があり、
残酷なシーンは不必要なコマが一切なかったと思う。
恋愛要素も良い意味で、綺麗に描かれていて魅せられた。

台詞も重みや厚みがあり、何度か鳥肌がたった。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2015-02-12 20:42:34] [修正:2015-03-15 10:14:53] [このレビューのURL]

10点 さん

『完成している作品だからこそ、あまり語ることがありません』

評価:出会えて良かった。


この物語はふたりがお互いの立場・運命を知り、それを超えてからが見どころです。
とても20年も前の作品とは思えません。
よくある設定かもしれませんが、それは今になってからの話です。
そしてその今になって読んでも、色褪せない作品です。

完成している作品だからこそ、あまり語ることがありません。

ここがよかったよね! あそこは燃えた!
そんな話ならいくらでもできるのですが……
ううむ、困りました。

でも、大好きです。

※田村由美の作品は『BASARA』→『シカゴ』→『巴がゆく!』→『7SEEDS』→『猫mix幻奇譚とらじ』→『ぼくら村には湖があった』の順番で手に取りました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2014-10-13 22:51:54] [修正:2014-10-13 22:51:54] [このレビューのURL]

10点 fooさん

人生に影響したわけではありませんが10点

1巻の主人公がタタラとなって行く理由付けまでのテンポが早くすんなり受け入れられ違和感無く主人公の使命を受け入れられた。

異世界の日本の中で出会う人々は魅力的に描かれファンタジー漫画で大事なキャラ立ちが見事に描かれていると思う。みなさんそれぞれの立場や考えを持っていて主人公の周りに色んな人たちが集まっているのが分かるし意味の無い天然キャラ等もいない。

最後まで青の王の心の虚無を安易に描かなかった点には好感が持てるし
クライマックスの赤の王の咆哮には、それまでの物語の重みを一気に感じ、ただの紙の中にインクで描かれた絵とは思えないそこに存在する魂を感じます。

読み終わった後は巻数以上の重み?を感じました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-08-20 00:08:36] [修正:2013-08-20 00:08:36] [このレビューのURL]

8点 kuroneko3298さん

赤の王に殺された兄に変わり人々の希望--
「運命の子タタラ」として生きることを誓った
妹、更紗の戦いと冒険を描いた物語。

この作品の見どころは「刀の周りに人が集まる--」
言葉通り、ソコにいる人々と(北海道から沖縄まで旅しとります!)
策略や暴力ではない「何か」で---
次々と「絆」を結んでいくタタラの姿でしょう。

誰もがこのどう見てもひ弱で頼りない「運命の子」に驚くも
そのひたむきさ純粋さに惹かれ
「自らが彼を支えよう」と誓いあうんです。 泣けます・・。

悪役である暴君たちも様々な形でその悪行を披露。
目を覆いたくなるような場面も多いのですが--
この救いのない悪っぷりはいっそすがすがしい--かも(苦笑)

そんな旅の中で少女更紗としての恋模様もかわいらしく展開。
しかし実はこの恋 が宿敵との破滅的な恋であることを
知っている私達読者は、2人の恋の行方を
涙ながらに見守ることになるのです。
そして遂にそのときが訪れた時、爆泣き---。

旅模様は たしかに長い--と感じたこともあったけど・・・
更紗の、タタラとしての苦悩に涙。赤の王の生きざまに拍手--。
ラストまでぬかりなしな展開に私は魅了されちゃいました♪

朱里・ナギ、揚羽 --素敵すぎ! 茶々&座木もかっこよかった。
浅葱の存在も面白かった。他脇キャラも大勢、皆魅力的。
ぜひ一読していただきたい作品だと思います。


ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-11-16 15:16:58] [修正:2012-11-21 10:59:41] [このレビューのURL]

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