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7.33点(レビュー数:24人)

作者武富健治

巻数11巻 (完結)

連載誌漫画アクション:2005年~ / 双葉社

更新時刻 2011-12-05 03:18:48

あらすじ 中学二年生のクラス担当教師、鈴木先生の奮闘を描く。劣悪な労働環境のせいで同僚教師は次々と精神崩壊していく。そんな中鈴木先生は独特の教育論をもって・・・

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鈴木先生のレビュー

点数別:
6件~ 10件を表示/全24 件

7点 ゆーやさん

この作品に対して全力投球している作者の執筆姿勢は素晴らしいと思う。

例えその内容が、作者のエゴをそのまま主人公に投影し、ぶつけていたとしても。
その対極の意見や考え方も提示してるので、少なくとも一方的ではなく、多少は読者の考える余地を残している。

共感する部分と、共感は出来ないけど面白い考え方だなぁという気付きと、
何の話してるんだっけ?疲れるわー、こいつら。。。という不毛さ、
色々あるけど、最初から最後まで同じテンションで駆け抜けたので良作だと思われます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2015-05-20 23:42:14] [修正:2015-05-20 23:53:14] [このレビューのURL]

5点 shunさん

情熱的な作者の思いが伝わってくる良い作品。
一人の女子生徒を崇拝するサムさや、理路整然としすぎているキャラクター、
超能力を持つ恋人、非現実的な生徒達に辟易されるところも多々あるが、
それをかき消すほどの熱いディベート。
所詮言葉遊びやディベートごっこと言えばそこまでだが、
鈴木先生の心中を表現することにより、ディベートの面白さが際立っている。

冒頭のエピソードの引きこみの弱さや、中盤・終盤のダレが気にはなるが、
面白いものを見させてもらったという感謝が、最後まで見続けるモチベーションになった。

主人公(というより作者?)思考が許容できれば楽しめるはず。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2014-07-28 10:53:31] [修正:2014-07-28 10:53:31] [このレビューのURL]

8点 Mikky-Dさん

読んでると、ひたすら本気と冗談の狭間で悩まされます。どこまで本気か結局分かりませんでした。

真剣に捉えて教育問題等に思いを巡らすべきなのか、ただただギャグ漫画として笑っておけばいいのか・・・。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2014-04-09 15:45:43] [修正:2014-04-09 15:46:06] [このレビューのURL]

4点 cheBさん

何か違う。その感覚を最後の巻まで拭う事が出来なかった。
作者が言いたい事は理解できないわけではない。

でもその見せ方が私の好みじゃない。
それに、鈴木先生も生徒も全然リアルじゃない。あんな風にクラス全員で熱く語りあったりしないでしょ。
生徒がみんなあんな風に素直に先生に心の中を打ち明けるだろうか。
生徒がみんなあんなにセンシティブで生きていける訳ないでしょ。

と、実際に育児している立場から考えると
どうしてもアホらしくなってしまう。いや、鈴木先生の言ってる事には
同意できる部分も多々あるし、それをきちんと諦めずに生徒に伝えていこうとするのは素敵だなと思うけど、なんかこれ、漫画じゃないよね。
作者の言いたい事をキャラにセリフとして無理やりしゃべらせている
感じが受け付けない。
全てのキャラが作者の分身であり代弁者に見える。それってエゴイスティックというか結局他者の考える事なんてかけらもこの作者は見えてないんじゃないのかな?という怖さ。


あと、個人的にロリコンの男性が苦手なので、主人公の特定の
生徒にたいする萌えが気持ち悪かった。その生徒の現実感の
無さもますます気持ち悪い。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-11-24 20:18:58] [修正:2011-11-24 20:27:25] [このレビューのURL]

7点 でろりんさん

リアリティーはありそうでない
実際には起きない様な問題が多発している
なのに真に迫るこの迫力はなんだろう!
分からない・・・とても説明できる文章力は自分にはない

設定はいたって普通の中学教師
どんな些細な問題も大きな問題フラットな目で見て解決に導く
そんな真摯な姿勢に好感がもてる鈴木先生

特にその魅力が存分に出てくるのが1巻、中でも「教育的指導」が一押し
自分がもし彼の立場ならどう解決に持っていくか・・・
という思考でこの話を見て欲しい
軽くそのはるか上をいく「解答」を示してくれるはず
少なくとも自分はそうだった、そして感嘆した

しかし読み進めていくと話のキレが落ちてくる印象がどうしてもある
竹地とカーベの件はかなり中途半端な締めに見えて
解決まで持ってこれなかった気がする
そして後半の演劇、うーん最後の数巻は「教育」じゃなくて「演劇」
にすり変わった感じがするのが残念
最後の事件も鈴木先生が問題を解いて欲しかった
あれじゃあ主人公小川蘇美だよ、にしても彼女は人間卒業してるなあ

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-09-08 09:47:34] [修正:2011-09-08 09:47:34] [このレビューのURL]

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