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7点(レビュー数:18人)

作者小島あきら

巻数12巻 (完結)

連載誌月刊ガンガンWING:2000年~ / スクウェア・エニックス

更新時刻 2009-11-25 06:27:01

あらすじ 絵本作家を目指して上京した白鳥隆士。彼の下宿先「鳴滝荘」は女子高生管理人蒼葉梢をはじめ個性派揃い。しかも梢にはある「秘密」があって…

備考 2005年にテレビ東京系列にてテレビアニメ化された。

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まほらばのレビュー

点数別:
6件~ 10件を表示/全18 件

5点 とろっちさん

この手の作品は大概「めぞん一刻」の影響下にありますが、
この作品は確かにどちらかと言うと「ラブひな」の影響を強く受けている気がします。

萌えーな感じの絵柄と、結構重めの内容とのギャップが特徴的な作品。
全体の構成が巧みで見せ方も上手く、常に遊び心を感じさせるような仕掛けも散りばめられていて、
こういう絵柄が苦手な自分でもすんなり読めました。

ただし、登場人物のキャラ造詣は、どうも読者受けを狙いすぎているというか、
上手く「配置」されているように感じて、ちょっと鼻につきました。

さて、この作品を語る上でヒロインのキャラについては外せないと思いますが、
「くしゃみをしたら人格が変わる」とか「水をかけたら性別が変わる」みたいにギャグの一環として、
「ヒロインの人格がコロコロ変わって楽しいなー」ぐらいにしか伝わってきませんでした。
多重人格の出てくる漫画なんて腐るほどあるので今更どうこう言うのもおかしいかもしれませんが、
少なくともこの作品では「病気だから対処していこう」というスタンスなので、そうであれば
もうちょっと真剣に取り扱って欲しかったなと思います。 その辺の扱いが中途半端な感じ。

ラスト(というか後日談)は良かったですね。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-05-13 00:57:14] [修正:2011-05-13 00:57:14] [このレビューのURL]

8点 ITSUKIさん

よくあるハーレムものかと思いきや、良いハートフルラブコメ作品でした。

主人公とヒロインに毒が無さ過ぎて、ラブコメお決まりのくっついたり離れたりすれ違ったり喧嘩したりっていうイベントが一切無く、くっついたら最後まで一直線っていうのが若干物足りなく感じましたけど、そこまでマイナスではないです。
悪人も登場しなければ恋のライバルも登場しないので、刺激を求める方には向かないかも。
ギャグパートでもボケとツッコミよりも、あずまんがの様に「間」を使って演出する事が多くどこかまったり感が漂う事が多かったです。

絵はガンガンらしい萌え系の絵柄ですが、小島先生の絵はそういった絵柄の一つの完成形とも言えるくらい上手で、安定しています。
でもちょっとモブのキャラになると顔の見分けがつかない時があったかな…

キャラクターの個性も珠ちゃんとか黒崎親子とか部長とか良いのが多かったです。
桃とかはこういう作品にはよくいるベタな奴なんですけど、読み切りの外伝であっといわされましたし、灰原は「作者がもてあましているなぁ」とか思ったら最終巻で良い格好見せてくれましたし。

一話の中で普通の漫画の時と4コマの時とを使い分けたり、さらっと一話をゲームブック形式で描いてしまったりと色々と作品を面白くするための工夫もみられて好感触。
7連チャン見開きのシーンとかも驚きました。重要なシーンとはいえここまでページ割いちゃうのかと。おかげで凄い印象に残りました。

ヒロインの多重人格という病気が一つのキモなんですが、他の方が述べているようにこれを「病気」ととらえるならちょっと扱いが軽いようにも感じますが、そこまでリアル嗜好な作品でもないですし(棗だって手品という名の瞬間移動したりしますし)、あまり深く考えすぎずに読めば普通に楽しめました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-09-18 01:45:09] [修正:2010-09-18 01:45:09] [このレビューのURL]

9点 さんばしらさん

泣きました。とても暖かくて素晴らしい作品だと思います。
後半からの展開はとても良く、全てのキャラが良い味を出していました。
絵も最初は抵抗感がありましたが、ストーリーがとても良いので絵が好きではない人も楽しめる作品ではないかと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-03-23 06:26:57] [修正:2010-03-23 06:26:57] [このレビューのURL]

7点 まめじさん

まったりした話の中で、主要登場人物がそれぞれ何かしらの思いを秘めているところが面白い

ラストの「じゃーん」は泣きます

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-01-01 00:44:36] [修正:2009-12-27 14:21:55] [このレビューのURL]

0点 小塩さん

ダメだ…
超超超超超超超超超超超劣化版めぞん一刻という感じ

絵本作家になりたい、という超軟弱な主人公
の時点で大分読む気は失せたのですが
何よりも最大のテーマである

ヒロインの多重人格

これについての扱いが軽過ぎる
この病気はもっと深刻でデリケートな問題です

深く真剣に描くのであればまだしも
くだらない萌えキャラを増やすためだけの要素に成り下がっているのは非常に不快です

個人的には陳腐極まる超駄作という感想です




ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-08-18 21:50:58] [修正:2008-08-18 21:50:58] [このレビューのURL]

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