学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEADのレビュー
4点 とろっちさん
突然大量のゾンビが出現して人々を襲う、というありがちな作品。
まぁゾンビが出る日常をありがちと言うのもおかしな話ですけど。
ホラー+パニック+エロ、というのも古典的な組み合わせ。 で、その殻を破り切れていない作品です。
登場人物が個性を持って自分の頭で考え行動すると言うよりは、作者の都合の良い様に
動かされているだけにしか見えないです。
だからそれぞれの行動原理がさっぱりわからない。 どこでどうスイッチが入るのか予測不能です。
特に主人公はそれが顕著ですね。
そう考えてみると、会話もものすごく不自然に思えてきます。
一介の高校生たちの会話じゃないです。
作者が難しい言葉を並べ立てて喜んでいるだけじゃないか、と感じてしまうぐらいに違和感があります。
なんだか厳しくなってしまいましたが、最初は結構楽しかったんですよ。
良い意味でちょっとおバカなノリで楽しめる作品だったんですけどね。 飽きるのも早かったです。
6巻まで続いているのに、原因究明にも問題解決にも一切近づいていないのが一番の問題かも。
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[投稿:2010-12-17 01:22:52] [修正:2010-12-17 01:26:44] [このレビューのURL]
3点 即身仏さん
同じパニックモノであろう週刊少年チャンピオンで連載された「BM ネクタール」比較すると、この漫画が登場人物を格好良く動かしたいだけの都合の良い漫画なんだと思う。
良い所を挙げるとすれば、主人公初め、出てくる人間の心の弱さとか心理状況とかが「それなり」に表現出来ているかな?とは思いますが、 この漫画に流れるバックボーンが感じられず、ただ作者に都合の良すぎるように見える。つまりは世界観が狭く、まるで箱庭で起きているようにさえ感じる。で、その小さな世界で「かっちょいい」主人公等が「かっちょよく」ゾンビ共をなぎ倒していく。それいいのなら面白い漫画でしょうが、自分にはやっぱりどうかと思うので低い評価とします。
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[投稿:2010-11-03 22:48:49] [修正:2010-11-03 22:48:49] [このレビューのURL]
5点 そのばしのぎさん
ロメロのゾンビ映画のノリを漫画で直球勝負しかけた物は意外と少なく、面白いと思う。
ただ露骨に「このキャラクターは主要キャラなので助ける」「このキャラはモブなので見殺しにしてよい」といった作者側の都合が見えてしまい、登場人物の主張や行動に一貫性が見られないのが残念。
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[投稿:2010-09-06 21:46:53] [修正:2010-09-06 21:46:53] [このレビューのURL]
2点 イランクさん
内容を簡単に言えば街にゾンビ大量に出現した!という話なのですが、1巻から3巻まで読んで、正直微妙としかいいようがありません…
まず主人公のキャラが定着しておらず、「この世界が楽しくなってきた」などと言いだし。少し病んでいる設定なのかな?と思ったら、その後そんなそぶりを全然みせない・・・
「僕は○○だった」とか「まだ知らなかった…」などの表現が多様されすぎだったり、最近の漫画に多い無駄なエロシーンの連発や、誰が誰を好きなのかもあまり確定されていない…
まさにキャラだけで持ってる漫画だと思いました。
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[投稿:2008-09-21 06:34:15] [修正:2008-09-21 06:34:15] [このレビューのURL]
7点 水鏡さん
「ゾンビもの」によくあるシーンや展開に近代漫画的要素をミックスして
とにかく描きまくりました。みたいな漫画です。
原作者がついてるとは思えないほど展開や登場人物の心理に一貫性がありません。
混乱した状況の中にいるから、と言えばそれらしいかも知れませんが、
その混乱の描写も中途半端なので説得力はなく、なんだかキャラクターの心理が一段浮いているような印象を受けます。
描きたいものだけ描いてる感が凄いです。
ここまでシンプルに「やりたい事」が伝わってくるとむしろプラスに感じるので、こちらも読んでて結構楽しくなります。
「ゾンビもの」が好きな人はこれを読んで「あるある」とか「あ、これは○○にあったシーンだ」とか考えるといいんじゃないでしょうか。
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[投稿:2008-02-22 14:02:19] [修正:2008-02-22 14:02:19] [このレビューのURL]
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