パッション・パレード 朱鷺色三角☆IIのレビュー
8点 kuroneko3298さん
朱鷺色三角の続編。
コチラはガラリと様相を変えてバスケットのためにアメリカに渡った
霖くんの本格派青春ストーリーとなっています。
本場アメリカでのバスケットの厳しさに加え 友人でさえ
襲われる事を知りながら助けてはくれない現実に驚愕---。
日本の甘さを・・霖とともに感じさせられたっけ。
後半は零と蕾もやってきてあの「不思議な力」も満載です。
スラム出身のジョーカーとの友情物語に感涙。
ラストでは天才キングとのバスケ対決が待ってます!
高慢さの中にある彼の孤独。因縁に苦しむ零の孤独も描きだして涙。
蕾をはじめみんなの恋の決着も最高で思わずニンマリしちゃいますよ!
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[投稿:2012-09-27 14:23:41] [修正:2012-09-27 14:23:41] [このレビューのURL]
6点 kikiさん
「朱鷺色三角」の続編作品なんだけど「朱鷺色三角」程読み返しません
でした。この作品の方がキレイにまとまっていて、ラストも感動は
するのですが、物語の舞台がアメリカに移ってバスケットボールが
メインの青春ものとなり物語のカラーが違ったせいかな。
しかしラストあの二人には驚きました。呪縛とけてないってことなの?
ガヴィはどうなるんでしょ?「男女の友情はありよー」ってなんか
痛い感じになってましたが、あの彼女はそんなん許しそうにないんですが。
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[投稿:2011-05-01 01:35:37] [修正:2011-05-01 01:35:37] [このレビューのURL]
7点 とろっちさん
前作「朱鷺色三角」はころころ話の変わる作品でしたが、その続編であるこの作品も
またガラッと話が変わり、舞台をアメリカに移します。
そこで繰り広げられるのは、青春バスケストーリー。
この時代の少女漫画をリアルタイムで体験したわけではないですが、いろいろと読んでいると、
アメリカ(特に西海岸)が舞台のもの、もしくは話の根幹に絡んでくるものがかなり多い気がします。
何か憧れのようなものが強かった時代なのでしょうか。
そんな作品群の中でもこの作品はかなり秀逸だと思います。
くさい表現になってしまいますが、友情、孤独、恋愛、バスケ、人種、学校生活、ドラッグ、挫折、努力、
そういうものが、全部ごちゃ混ぜになりながらもうまくまとまり、絶妙のバランスで描かれています。
そして雲の上の存在だったキングとの対峙。 キング自身も気付かなかった本心。
日本の高校生がアメリカの、それも一流の高校生たちにバスケで勝負する、なんて今の時代でも
超無謀ですが、この漫画(というか霖)には、不思議とそれを納得させられてしまう力があります。
作者の力量でしょうね。
この作品は素直に面白かったです。
前作もそうでしたが主要キャラがほぼ男性であり、主に男性視点で描かれた珍しい少女漫画なので、
男性にも読みやすくてお薦めです。
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[投稿:2010-10-30 01:40:32] [修正:2010-10-30 01:42:43] [このレビューのURL]