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6.4点(レビュー数:5人)

作者清水玲子

巻数13巻 (完結)

連載誌LaLa:1988年~ / 白泉社

更新時刻 2009-11-25 06:32:56

あらすじ 数百年前に地球から宇宙へ旅立ち、産卵のために戻ってきた人魚族が見たものは激変した地球環境。恋に落ちた人間の王子アートと人魚姫ジミーの運命は!?

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月の子 MOON CHILDのレビュー

点数別:
1件~ 5件を表示/全5 件

6点 torinokidさん

良質なSFマンガ。清水氏らしい作品。

複雑かつ多様な設定が
まるでパズルが組み合わさるが如く展開し、
収束していく様はお見事としか言いようがない。

物語の終わり方が若干微妙と言えないでもないが、
まあ許容範囲でしょう。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-01-15 00:36:38] [修正:2012-01-15 00:36:38] [このレビューのURL]

7点 blackbirdさん

設定が独特。
よく人魚と原発と月と、こんな話を考えられたなあと感心します。
絵もきれいですし。

ラストはちと微妙ですが、この作者の他の長編に比べれば、後半の緊張感もあり、うまくまとまったように思います。

それにしてもアート、鈍すぎ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-04-18 23:33:02] [修正:2011-04-18 23:33:02] [このレビューのURL]

7点 ピルクルさん

[ネタバレあり]

最初は人魚姫をモチーフにしたSFストーリーと思っていたら
徐々に「審判の日」「ニガヨモギ」などのキーワードとか出てきて
どうやったらあの1986年の大事故に繋がっていくんだろうとどんどん惹きこまれました。
人魚たちと人間の考え方の違いがコミカルに描かれている部分と
キモチ悪く描かれてる部分が上手く調和してて
主要人物が皆何かしらの形で審判の日に繋がっていくシナリオは
よく出来てるなーと感嘆してしまった。
エンディングのあの言葉はたぶん一生忘れないと思う。

また作画も素晴らしく、バレエのポーズのカットだけでも溜息ものでした。
アート(ダンサー)がベンジャミン(素人)を相手に練習する場面があったのですが、読んでて悶え死にそうになりました。

メッセージ性も強く、長すぎず短すぎず面白い作品だと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-10-29 10:05:14] [修正:2008-10-29 10:05:14] [このレビューのURL]

6点 beeさん

独特の世界観があり、濃い内容なので、
読む人を選ぶ作品じゃないかと思います。
童話がベースだけれど、現代の子供向けというより
一時期注目されてた大人に読ませる童話を思わせる
雰囲気がありました。

さらっと読める話ではないけど、
作り込まれた感じが好きな人は好きになると思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-09-16 14:11:57] [修正:2006-11-24 18:39:52] [このレビューのURL]

6点 ムキッキーさん

[ネタバレあり]

この物語はアンデルセンの「人魚姫」をモチーフにした
ラブストーリーですが、凄いのはこの作品において「人魚」は
宇宙を泳ぎ、産卵の時期に地球に帰ってくるという設定です。
シャケー!
それに、普通の男女間の恋愛は殆ど無いですし
兄弟の愛憎劇あり、狂気の愛ありとなかなかに濃いです。
どのキャラクターを好きになるかで
最後の展開でショックを受ける度合いが違うと思います。

清水さんの作品全体的に言える事ですが
安易なハッピーエンドにしないところや、切なさ・もやもやが残る終わらせ方は
合う人と合わない人がいるかもしれません。

それでも「輝夜姫」に比べたら綺麗に終わったように思う。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-09-11 22:13:23] [修正:2006-09-11 22:13:23] [このレビューのURL]

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