「ムキッキー」さんのページ
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- 読んでくださってありがとうございます。
多くの方が、鬱漫画と聞いて怖いものみたさで手を出して
やっぱり鬱になって二度と読みたくないと思うか、
残酷だけど惹かれる童話のような吸引力にやられて繰り返し読んでしまうか、
非常に評価が二分する作品であると思いますが、私には面白い作品でした。
小学生から中学生へと成長する多感な時期の少女を主人公に据え
凄まじいまでにその運命を蹂躙する。凄まじい漫画でした。
主人公の無邪気さや明るさが徐々に失われていく様がリアルで。
暴力的表現の直接描写を控えめにしている分、精神的に結構きます。
また、全編通して不気味な竜の子のデザインは秀逸でした。
主人公のシイナが鶴丸丈夫を「鶴丸」と呼ぶのは
年上のお兄さんに対して名字を呼び捨てにしているので面白いですね。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2008-01-06 03:26:04] [修正:2008-01-06 03:26:04] [このレビューのURL]
7点 皇国の守護者
原作は未読であり、連載終了してから読みました。
戦争とファンタジーは両方ともコテコテのイメージが強く
なかなか手が出せないのですが、いやー面白かったです。
新城直衛をはじめとする癖のあるキャラクターが良いですね。
戦争ものが苦手でも、登場人物が魅力的なので読んでいくうち
いつの間にかストーリーにも入り込んでいけました。
独特の台詞回しがまさに「許容も無く慈悲も無くの世界観」を
ガツッと表現しています。
特筆すべきは画力で、人物の描き分けが非常にしっかりされている。
とりわけ主人公「新城直衛」の外見など、一度見ると
インパクトが強くてなかなか忘れられない。動物の絵も上手い。
また、人物の表情が豊かで面白い。癖のある表情などは特に。
主人公の新城が決断を迫られるたび、自己嫌悪に陥ったり
煙草を咥えながら義姉を想い悶々とするさまなどが何とも良いのです。
原作未読だと、世界観や用語に慣れるのに時間かかりそうなのと
導術兵の存在にちょっと疑問を感じなくもないですが。
読み返しが必要な漫画ではあるなと。
諸事情により打ち切りと聞きましたが、綺麗に終わっている方だと思います。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2008-01-06 01:47:59] [修正:2008-01-06 01:47:59] [このレビューのURL]
久しぶりに一気に読んでしまいました。巻数の少なさと
ストーリーがわかりやすい、というのがあったのですけれど。
いわゆるヒーローとはかけ離れている普通のサラリーマンが、
ただ娘のために怒り、悩み、恐怖し、挫折もしますが
恥をかなぐり捨てて特訓するさまには
「頑張れ〜」と心の中で叫んでしまいます。
最初は鈴木さんも、力じゃ敵わないから凶器に頼ろうとするんだけど
スンシンたちとの出会いによって拳で石原と戦う決意を新たにしていく。
ラストに向けて、目が離せずどんどん読めてしまいます。
決戦に向けてあらためて深まる家族との絆や、
スンシン達との関係が徐々に変化してゆく描写に
読んでいてうんうんと頷いてしまう。
粗めの絵柄ですが躍動感があって良いと思いました。
読後感もスッキリしつつ胸に熱いものが残っている感じで。
爽やかな感動を与えてもらいました。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2007-01-28 14:33:27] [修正:2007-01-28 14:33:27] [このレビューのURL]
6点 リベロ革命!!
スポーツ漫画をあまりよまない自分、結構好きな漫画でした。
背の小さい主人公が頑張っているのと、
背の高いヒロインがそれに想いを寄せているのが微笑ましかったです。
漫画でよく試合(とか戦闘とか)の部分と
日常(や人間関係)の部分での、面白さが違ったりしますが
この漫画は両方とも同じテンションを持続していたなと思いました。
もちっと連載が続いてくれたら良かったですが・・・・
そしてその後の「鳳ボンバー」はびっくりしましたな。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2007-01-28 13:59:39] [修正:2007-01-28 13:59:39] [このレビューのURL]
5点 BLACK LAGOON
既出ではありますがB級映画を楽しむ感覚で読むのが一番かと。
ヒロインは銃をガンガンぷっ放って人を殺しまくるし
アニメで無音処理されていたように、ヤバイ台詞が満載です。
双子編と日本編が突出して重いので、これを読めるか読めないかで
好き嫌いが分かれるかと思います。
しかし元テロリストが現メイド(おさげ、黒髪、眼鏡)だったり
台詞回しに海外小説やハリウッド映画のような雰囲気があったり
作者の遊び心や心意気を感じる作品です。
個人的にはロックやレヴィにばかりスポットをあてないで
もっとダッチやベニーのストーリーも入れたら良いのでは。と思う。
あと、恋愛は入れないで欲しいです。何となくですが。
あまり長引かず10巻以内で終わって欲しいなあと思います。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2007-01-28 13:28:20] [修正:2007-01-28 13:28:20] [このレビューのURL]
5点 トキオ
この漫画を知ったのは最終回とその前が掲載された
サンデーをたまたま読んでから、なのですが
スッキリとした絵柄、殺伐としたストーリー。
後半ちょっと恋愛もありますが、基本的には萌えとは無縁。
当時のサンデーにはこんな漫画もあったんだなあと思わせてくれます。
仲間が次々と命を落としていく様は凄惨でした。
カズやリナの最期は読んでいて重いですね・・・・
ミトラとかマリアとか、ミトラの姉が結局どうなったのか
解らずじまいで幕を閉じてしまったのが残念です。
それと復讐相手のうちの一人は、最後まで出てこずじまいだった。
この辺を描ききっていれば、もっと良い作品になったと思えます。
最終回、ワンピースのペルよろしくの不死身ッぷりな主人公に吃驚。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2007-01-28 13:27:40] [修正:2007-01-28 13:27:40] [このレビューのURL]
一時期バトル路線に行った時、暴力表現がきつかったですが
終盤はまたアフリカの暮らしに戻っていて良かったです。
ジャングルの王者というよりサバンナの王者という感じでした。
ヂェーンの片鼻からいつもはみ出しているのは
固体なのか液体なのか・・・
(ようするに鼻水なのか鼻くそなのか)
ほじくってたので後者だと思います。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2006-11-22 01:11:26] [修正:2006-11-22 01:11:26] [このレビューのURL]
2点 神to戦国生徒会
ヒロインの魔魅さんは眼鏡っ子で、学園一の美少女優等生である。
しかし回を重ねるごとにだんだん設定が崩れてきたように思う。
募る武蔵への想い。幼馴染のへのジェラシーなどが
魔魅さんを色ボケキャラへといざなうのである。
この魔魅さん、主人公と鎖で繋がれ運命を共にして戦うわけですが、
ダメージを受ける時も無駄にエロに走り、きっちり笑いを取ってくれます。
ただこの作者の絵は割りと淡白で、あまりエロスを感じさせません。
同時に嫌味も無いので、トータルでは嫌いにも好きにもなれない。
そんな微妙な漫画です。ようするにあまり面白い漫画ではありません。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2006-09-25 21:16:25] [修正:2006-09-25 21:16:25] [このレビューのURL]
0点 FAIRY TAIL
だみだこりゃ。
漫画というのは、どこかで見たことがある設定だったりとか
他の作品と似たシチュエーションがあったりとか
先のパターンが読めたりとかしてしまうんですが
そういうのは作者の技量次第で面白く見せたりもできると思うのですが。
なんというか完成されていない画力で
無理矢理カッコよく見せようとしている感じで
読んでいると恥ずかしい気持ちになります。
真島先生に長編連載は本当に向いていないと思います。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2006-09-15 00:17:42] [修正:2006-09-15 00:17:42] [このレビューのURL]
7点 花の慶次−雲のかなたに−
漢を「おとこ」と読むきっかけを与えてくれた漫画。
濃い絵で「北斗の拳」とは違った男の世界を魅せてくれます。
相変わらずキャラの死に際の叫び声がおかしい。ひゃぶ とか ぶげ とか。
しかしこの作品、途中から原作の「一夢庵風流記」とはがらりと変わる。
慶次が琉球に行ったり、利休の息子達が出てくるのは全くのオリジナル。
ついでにヒロインも原作とは全然違いますね。
原作の舞台が舞台だったのであえて変更したのかもしれませんね。
天下の武将達が、温泉に集結するエピソードは笑ってしまった。
そんなフィクションも豪快で良いんですが。
ちなみに私のお薦めは、捨丸(口癖は「たらら〜」)の舞。
「前田慶次の馬にて候」 このエピソードは好きです。
原作でも漫画でもちょっと気になったのは「前田利家」の描かれ方が
あまりにも悲惨というか、ぞんざいといいますか。
NHK大河でもその名を馳せた「前田利家」をここまで
下衆で惨めに描いた漫画は、あまり類を見ないと思います。
原作も面白いので、興味が出た方は是非。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2006-09-14 23:36:17] [修正:2006-09-14 23:36:17] [このレビューのURL]