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6.4点(レビュー数:5人)

作者清水玲子

巻数13巻 (完結)

連載誌LaLa:1988年~ / 白泉社

更新時刻 2009-11-25 06:32:56

あらすじ 数百年前に地球から宇宙へ旅立ち、産卵のために戻ってきた人魚族が見たものは激変した地球環境。恋に落ちた人間の王子アートと人魚姫ジミーの運命は!?

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この漫画のレビュー

7点 ピルクルさん

[ネタバレあり]

最初は人魚姫をモチーフにしたSFストーリーと思っていたら
徐々に「審判の日」「ニガヨモギ」などのキーワードとか出てきて
どうやったらあの1986年の大事故に繋がっていくんだろうとどんどん惹きこまれました。
人魚たちと人間の考え方の違いがコミカルに描かれている部分と
キモチ悪く描かれてる部分が上手く調和してて
主要人物が皆何かしらの形で審判の日に繋がっていくシナリオは
よく出来てるなーと感嘆してしまった。
エンディングのあの言葉はたぶん一生忘れないと思う。

また作画も素晴らしく、バレエのポーズのカットだけでも溜息ものでした。
アート(ダンサー)がベンジャミン(素人)を相手に練習する場面があったのですが、読んでて悶え死にそうになりました。

メッセージ性も強く、長すぎず短すぎず面白い作品だと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-10-29 10:05:14] [修正:2008-10-29 10:05:14]

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