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7.82点(レビュー数:50人)

作者末次由紀

巻数50巻 (完結)

連載誌BE・LOVE:2008年~ / 講談社

更新時刻 2011-09-27 16:03:30

あらすじ 小学6年生の千早が出会ったのは、福井からやってきた転校生・新。大人しくて無口な新だったが、彼には意外な特技があった。それは、小倉百人一首競技かるた。千早は、誰よりも速く誰よりも夢中になって札を払う新の姿に衝撃を受ける。しかし、そんな新を釘付けにしたのは、千早のずば抜けた「才能」だった−。まぶしいほどに一途な思いが交差する青春ストーリー、いよいよ開幕!!

備考 2009年、第2回マンガ大賞2009受賞。宝島社「このマンガがすごい!」2009年オンナ編3位・2010年オンナ編1位に選出。2011年、第35回講談社漫画賞少女部門を受賞。2011年、テレビアニメ化。

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ちはやふるのレビュー

点数別:
21件~ 25件を表示/全50 件

7点 s-fateさん

百人一首のバトルマンガ、少年マンガみたいと聞いて、見当もつかないので興味本位で手に取りました。でもやっぱりいい意味で女性向けマンガだと思います。多くの少年マンガみたいに勝ち負けそのものが動機の大半を占めるものではなく、どちらかというと人とのつながりがメインになっているあたりが少年マンガとは違うなと思いました。コマ割りもモロ少女マンガです。
 ポジティブシンキングで見ていて気持ちのいい主人公を中心にカルタのスキルが上がるとともに話がプレッシャーとかで必要以上に重くならずに面白くなっていくので、一気に読めてしまいます。
 個人的には、師匠も口先だけじゃなくちゃんと強いし、主人公がベテランに負かされてしまうなど、カルタ取りは見た目激しいけれど必ずしも若さとともに失われる技能ではない、という面が描かれている細やかさが好印象です。何度も読むかは、この先の展開次第なので7点。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-04-18 17:14:24] [修正:2010-04-18 17:14:24] [このレビューのURL]

8点 テクノライズさん

少年漫画のような面白さですよね。

題材の特異性がなんと言っても凄い。

毒のないまっすぐな人間関係が、余計に少年漫画っぽさを出してるのではないでしょうか?

この作品自体も良いのですが、これを機に少女漫画を読む人が増えれば良いなと思います。これくらい熱くて素晴らしい作品は、他にもあります。(カルタはこれだけですが)
漫画は少年・青年だけではない。少女漫画侮ることなかれ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-03-31 23:17:22] [修正:2010-03-31 23:17:22] [このレビューのURL]

7点 ジブリ好き!さん

この内容を、この画で、「少女漫画」としてやったからこそ、この漫画は大成功を収めたのだと思います。

この作品、題材こそ斬新なものの、展開はあくまで王道です。そこらへんの少年スポーツ漫画のようなベタな内容なんです。

だけど「熱さ」が凄い。
千早の一途な情熱、それに触発される仲間の熱さ。
この熱さは、変に奇をてらった展開でない、シンプルなストーリーと、少女漫画が強い分野である、人物の細かい心理描写からくるのだと思います。(このポイントを絞ったストーリーというのも、少女漫画らしいと思う。)
また、熱さ加減も絶妙です。同じ題材で男性作家が描いたとしても、「熱い」ではなく「暑苦しい」になってしまいかねません。

相手も仲間もみなカルタに熱くなってるから、僕らもカルタを魅力的に思えてくる。
そう、この漫画は「物語」を楽しむのではなく、「カルタ(百人一首)」を楽しむ漫画なのです!

さらには、抜け目がなく面白いオマケ4コマや、少女漫画の18番、恋愛。

この作品は「少女漫画」であったからこそ面白く、女性読者にも男性読者にも適度な熱さを保ち、そのベタな展開をカルタの魅力へと昇華させたのだと思うのです。

ナイスレビュー: 3

[投稿:2010-03-20 04:14:22] [修正:2011-01-02 02:36:36] [このレビューのURL]

9点 わすれなぐささん

今現在、最高のマンガだと思う。


私の中では、最高評価はこの漫画しかないと言う感じ。まだ途中なので9点だが、10点に挙がる可能性も高い。

競技カルタの大会に出ていた私にとっては、題材からして、評価は非常に高い。作者は取材熱心なんだろうなと感じた。実際の百人一首の競技中に考えていることや作戦を忠実に再現できている。競技をやったことがある人はほぼ間違いなく楽しめる漫画だと思う。

もちろん競技カルタをやったことがない人、興味がない人もすんなりと世界観に入り込め、楽しめると思う。もちろん少女漫画としての要素も多く含んでおり、恋の行方も楽しみである。

また、友情や心理描写も非常に優れている。試合に勝つ者があれば負ける者もいる。その負けていく者の描写がリアルでアツい。私は特に「肉まん君」が勝利に執着したシーンと二番目が一番悔しいという言った場面では目が潤んだ。

この作者は実力がある。この漫画をオススメするとともに同作者の『ハルコイ』と『クーベルチュール』も強くオススメする。どれも買って損はしない漫画ですよ!

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-03-20 00:21:23] [修正:2010-03-20 00:21:23] [このレビューのURL]

9点 さん

この漫画は六巻まで読みましたので、六巻までの感想とさせていただきます

まず、六巻まで読んだ感想というと、
これ少女漫画かよ? と思いましたよ。むしろこれ少年漫画でしょ? と。
というか、少年漫画ですよ。コレ。
特にそう感じたのが千早対クイーン戦ですね。
別にとらえるとバトル漫画ですからね。

後は、かるたという題材でこれぐらい熱中できるのがスゴイ!!と思います。
早く続きが読みたぁぁい!!

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-03-11 13:03:32] [修正:2010-03-11 13:03:32] [このレビューのURL]

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