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7.25点(レビュー数:8人)

作者吉田秋生

巻数9巻 (完結)

連載誌月刊flowers:2006年~ / 小学館

更新時刻 2009-11-25 00:45:29

あらすじ 海の見える街、古都・鎌倉を舞台に清新なタッチで描く、家族の喪失と再生のものがたり。吉田秋生が新境地に挑む、畢生(ひっせい)の感動シリーズ!

備考 不定期連載。

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海街diaryのレビュー

点数別:
6件~ 8件を表示/全8 件

8点 臼井健士さん

古都・鎌倉を舞台にして紡がれる家族・兄弟・仲間たちの物語。
3姉妹が家を出て浮気相手に走った父親の葬儀にて出会った腹違いの妹。
行き場を失くしていた少女を鎌倉の家に迎えることにして、4姉妹の同居が始まる。

・しっかり者の看護師である長女。
・男にすぐ騙されるチャランポランな次女。
・ゲテモノ喰いな三女(笑)。
・登場当初は大人しいと思わせつつ、サッカーを男の子たちと嗜む四女。

鎌倉という土地柄が醸し出す雰囲気を紙面上で再現するこの凄さ!
そこに暮らす人々が抱える様々な悩みを通して家族の有り様・姉妹の絆を映し出す。
江ノ電。寺社仏閣。花。息づく歴史。そして・・・・海。

住んでみたい街ランキングでも常に上位(関東圏)という鎌倉の魅力は正に
「鎌倉版・和風若草物語」の世界である。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-12-23 16:06:15] [修正:2010-12-23 16:06:15] [このレビューのURL]

6点 わすれなぐささん

まあ、地味?な漫画



全く地味な漫画だなと思いました。それはどちらかといえばいい意味です。地味におもしろくて、パッとしない漫画だと思います。でもリアルな心情描写や、現実にありそうな題材ばかりです。共感する場面も多いです。
「なにがおもしろいの?」と言われたら答えに困ります。大人向けの心あたたまる漫画です。買って読みましだが満足しています。新刊にも期待しています。あと、鎌倉の魅力にやられました。いいとこですね、きっと!

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-04-22 22:54:07] [修正:2010-04-22 22:54:07] [このレビューのURL]

8点 unsosinoさん

「姉がそういう人を好きになったことはとても意外だった
 でも一番意外だったのはじつは姉自身だったんじゃないだろうか」

日常の生活でときどきふと浮かぶ、割ととりとめのない気付き。
深い省察や含蓄のある人生論とは言えないけれど、気分がちょっとすっとするような。
そういう情緒的な気付きに満ちた作品です。

鎌倉行きたい……。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-02-10 18:29:45] [修正:2010-02-10 18:29:45] [このレビューのURL]


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