魔法少女まどか☆マギカのレビュー
6点 ドルバッキーさん
とりあえずこの作品はアニメを観た人向けに作られていると思う。
内容はアニメ版とあまり変わらないものの、印象は違ってくると感じました。
僕はアニメ版のまどマギが大好きなんですが、やっぱり漫画版は物足りなさを覚えたりしました。
オリジナル要素もあったので、ファンなら読んでおくべきだと。
最後の方にアニメでは描かれなかったちょっとした補足もあってよかった。
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[投稿:2012-04-08 21:50:28] [修正:2012-04-08 21:50:28] [このレビューのURL]
6点 鋼鉄くらげさん
(例え話として)自分が大好きなAさんには双子のBさんがいます。そんなAさんがある時、人格だけ双子のBさんに乗り移ってしまいました。つまり、見た目はBさん、人格はAさんという人物の出来上がりです。ではここで問題です。この時私が「その人」と会話をしたとすると、果たして私は、AさんとBさんのどちらと会話をしている気分になるのでしょうか? というのがこの作品に対する感想です。
つまり、もう少し分かりやすく言えば、この作品は本質的には同じでも、その実質的な部分においてはアニメとかなりの違いを持っているという事です。具体的にその違いを挙げるとすれば、まずその「絵柄」。次にストーリー進行の細かい手順。その他にもキャラクターデザインやカット割り、あるいはアニメでしか表現できない世界観を彩る「色」、聴覚に訴える「音」やキャラクター達による「声の演技」などなど、その違いを挙げていけばキリが無いのですが、要するに、この作品がアニメと同じものだと言えるのはストーリーの骨子とキャラクターの設定くらいで、あとは林檎の芯くらいにしか本質的な部分でアニメと同じだと言えるものは残されていないということです。
ただし、ストーリーの骨子が残っている以上、そのプロットは実に秀逸です。おそらく今後十年くらいは、もうしばらくこれを超える魔法少女モノは出てこないんじゃないかと思えるくらいに素晴らしいストーリー内容です。なので、個人的には漫画ではなくアニメの方でこの作品と出会ってほしいと思います。もうインパクトというか、画面から迫りくる映像の迫力が全然違いますので。そしてその中でも特に秀逸なのが、(漫画でもアニメでも同じ)第10話。この話だけは、個人的に10点を付けているくらいに感動的な内容です。
まぁ、(アニメの方が面白い漫画に対してはいつも言ってますが)漫画はアニメを補完するためのものという位置づけでいいと思います。
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[投稿:2012-03-09 22:02:48] [修正:2012-03-09 22:02:48] [このレビューのURL]
6点 がいさん
まどかマギカの評判の良さを知ってはいたものの
アニメを見るまでに至らなかった頃にこの漫画に出会いました。
結果としてはやはりアニメから見た方がどっぷり入れたかも知れませんが
漫画版でも基本的なところはアニメと変わりないし、
戦闘シーン等では何をしているのかわかりにくい部分があれど
全体的に綺麗で可愛らしい絵柄なので好印象です。
それに何より、この作品と出会うきっかけになったというのが大きいですね。
アニメと漫画を見比べて違いを探すのも楽しいと思います。
個人的に、街並み等が近未来的なアニメに対して
漫画版は現実味があるところが好きです。
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[投稿:2011-11-29 02:03:39] [修正:2011-11-29 02:03:39] [このレビューのURL]
4点 nag117さん
戦闘シーンは、アニメを見ている人でないと何をやっているか理解できないような出来だし、アニメではあったシーンがなかったりで自分には少し物足りなかった。
場面の移り変わりも急で感情移入しにくい。
ページ数の問題もあるがもう少し詳しく描写したほうが良い作品。
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[投稿:2011-07-16 10:36:51] [修正:2011-07-16 10:36:51] [このレビューのURL]
7点 ITSUKIさん
今度は「魔法少女」というジャンルの前提だった「主人公が変身する」という点から覆してくるというまたかなり斬新な作品。
契約して願いを叶えてもらうかわりに得る代償を「希望と絶望は差し引きゼロ」という言葉が身に染みるハードな展開で描きます。
現在ではすでにネタバレもネット上では多く出ているので驚かれないかもしれませんが、所謂従来の「魔法少女もの」を期待していた当時はその話の展開の衝撃は中々ものでした。
脚本が虚淵玄だった時点で「まさかそういう内容なのか!?」と噂されていましたが、ホントにそうなって大盛り上がりした感じでした。
「予想を裏切る展開」ってのはなんでもかんでも想像もつかない凄い方向に裏切るだけじゃただの「超展開」で、先の展開を予想してわくわくする楽しみが少し減るんですよね。
そんな意味では、予想を大きくは裏切らないけど間違いなく予想を超えた展開を見せる虚淵さんの脚本は見事だったなと思います。
アニメのコミカライズ、というのとはまた厳密には違います。同じ脚本をもとにそれぞれが作られた様です。
台詞はほぼそのまま。しかしページ数の問題もあり、つめこみ過ぎな感じは否めません。
しかし不足している点は無いので、アニメ全部見るよりはるかに短い時間で十分楽しめるかとは思います。(音楽・演出・デザイン等あらゆる面が自分はアニメの方が好きですが…)
画力はどこかに連載していたわけでもなく描き下ろされた作品だというのに、3巻の間ではっきりと上達されています。
しかし個人的な好みからいうと、キャラクターの表情がどうもおざなりな印象でそこは残念です。アニメ版のキャラデザを手掛けた「ひだまりスケッチ」の蒼樹うめ先生の雰囲気ともちょっと違いますし。
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[投稿:2011-05-31 15:28:28] [修正:2011-05-31 15:28:28] [このレビューのURL]
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