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1.5点(レビュー数:4人)

作者流石景

巻数28巻 (完結)

連載誌週刊少年マガジン:2014年~ / 講談社

更新時刻 2014-07-17 21:57:36

あらすじ 高校生・夏生は明るくて人気者の教師・陽菜にかなわぬ恋をしていた。だが、合コンで出会った陰のある少女・瑠衣と関係をもってしまう。そんなとき、父が再婚することに。相手が連れてきた子供が、なんと陽菜と瑠衣で!? カゲキな新生活が今、始まる!

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この漫画のレビュー

[ネタバレあり]

『女に都合のよい行動を取り続ける男こそ理想の彼氏』
という女の思想を押し付けるだけならまだいい。

だが[困った時の凶悪犯罪者の被害に遭う頼み]には呆れる。もう嘲笑するしかない。
しかも被害者やその家族の[犯罪者に対する怒り]が低すぎる。
『自分及び大事な存在が犯罪被害に遭っても、しかも殺されかけようとも植物人間にされようとも、
その犯罪者に怒りも憎しみも抱かず賠償も厳罰も求めないことが普通であり理想的な人間』
だという、作者の異常な犯罪者擁護。
「犯罪に次々と遭って不幸に遭い続けるのは話として面白いし、
 人間なら犯罪者であろうと憎むべきじゃないでしょ?」
といわんばかりに主人公及び主人公周りを動かす享楽性が全く理解できない。

作者の提示するおもしろさが、こっちには全く伝わらない。


しかも司法すら作中では動いていない。

ヒロインをストーキングし続けた挙句に殺そうとし、それを庇った主人公を瀕死の重態に追い込んだ殺人未遂犯。
作中では逮捕から半年以上は経過しているのに被害者サイドが聴取を受けた気配ゼロ。
検事は何も仕事しない。
罪の意識が全く無く、執行猶予を取る気バリバリのクズである殺人未遂犯が弁護士と面会した気配もゼロ。
弁護士も何も仕事しない。

つまり、作者が作中において明確に犯罪者を裁くつもりもゼロだ。
ここは本当に法治国家か?


こんな異常なまでの犯罪者擁護展開のどこに共感し、怒り、感動ができるというのか?
むしろ、犯罪被害者をこれでもか!ってぐらいバカにしている。
それに面白さを見出せと?ただただ笑うしかないわ、鼻で。

で、犯罪被害に遭い続けた挙句に植物人間ですか。
ラッキーマンの正体[日本一ツイてない中学生・追手内洋一]を遥かに超えるギャグコントだわwww。

不謹慎な発言?
いや、それを面白いと言ってるのは私じゃなくて作者ですよ?
責めるなら作者になさいな。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2020-04-29 05:14:25] [修正:2020-04-29 16:44:07]

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