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6.5点(レビュー数:2人)

作者鈴木マサカズ

巻数1巻 (完結)

連載誌モーニング:2010年~ / 講談社

更新時刻 2015-08-21 05:48:16

あらすじ 労働基準監督署を舞台として、主人公の段田凛を始めとした労働基準監督官たちが、労働基準法、労働安全衛生法その他の同署の所管法令を適用してブラック企業などの労働法令の順守に欠ける企業を摘発し、日本の労働者を守っていくという物語である。 『ダンダリン一〇一』のタイトルは、主人公の段田凛から引用されたものであって、その奇態な氏名とテンポの良い発音リズムから興味をそそるものとなっている。

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この漫画のレビュー

7点 gundam22vさん

[ネタバレあり]

ほぼ知られていない労働監督基準官を主人公として、ブラック企業的な労働問題を題材として、解決して行く一話完結型作品。今のご時勢だからこそ必要な題材を分かりやすく、話としても面白く、毎話終了ごとに豆知識解説でまとめて親切です。主人公の正義感に好感が持てましたし、ツンツンとした中でも可愛げを覗かせる場面もありました(顔自体はそこそこ美人)。相棒的なオッサン監督官も有能な良キャラです。ただ最終回だけは完全に打ち切りみたいな感じで主人公の欠点だけ描いて(痛い性格的欠点や男性関係での不誠実さまで出てくる始末)、人員が足りないんだ(この現実を提示するのは良いですが)と無断欠勤して終わるので後味が悪かったです。全体として良い漫画ですがさらに話題も増えているだろうし、この結末がスッキリしないので、完とされていますが続編が出て欲しいなと思いました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2015-08-21 06:05:27] [修正:2015-08-21 06:05:27]

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