この漫画のレビュー
7点 DEIMOSさん
世界チャンピオンになってからの天才ボクサーの行動原理を描いた「Sugar」の続編。
天才が軌道に乗るまでの軌跡を描いたのがシュガーであるならば、その続編の本作では、余裕で世界をとった天才ボクサーが、人並みの恋愛もできないことの葛藤を描いている。
天才は孤高である。
一人ぼっちの神聖なる存在。
そこにマスゴミと愚民が支持する立石というボクサーを対峙させる。女性に振られてボロボロの精神状態になっても、宗教じみたマスゴミの洗脳を軽々と砕く天才。天才はやはり天才。
ひねた爽快感。
この漫画の面白さはそこに集約される。
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[投稿:2009-12-26 22:29:33] [修正:2009-12-26 22:29:33]