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6.83点(レビュー数:6人)

作者秋重学

原作金城一紀

巻数2巻 (完結)

連載誌週刊ヤングサンデー:2005年~ / 小学館

更新時刻 2009-11-25 06:36:56

あらすじ 鈴木一(はじめ)は、大手家電メーカーの子会社で経理部長をつとめるサラリーマン。学生時代に知りあった妻と、17歳になるひとり娘が唯一の自慢である。ある日、そんな鈴木のもとに、娘が何者かに殴られ入院したという知らせが入る。娘を殴った相手は、ボクシングの高校生チャンピオンで、学校では品行方正で通っているという石原。復讐を決意した鈴木は、包丁を手に石原の通う高校を目指すが…。

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この漫画のレビュー

7点 ムキッキーさん

久しぶりに一気に読んでしまいました。巻数の少なさと
ストーリーがわかりやすい、というのがあったのですけれど。
いわゆるヒーローとはかけ離れている普通のサラリーマンが、
ただ娘のために怒り、悩み、恐怖し、挫折もしますが
恥をかなぐり捨てて特訓するさまには
「頑張れ〜」と心の中で叫んでしまいます。
最初は鈴木さんも、力じゃ敵わないから凶器に頼ろうとするんだけど
スンシンたちとの出会いによって拳で石原と戦う決意を新たにしていく。

ラストに向けて、目が離せずどんどん読めてしまいます。
決戦に向けてあらためて深まる家族との絆や、
スンシン達との関係が徐々に変化してゆく描写に
読んでいてうんうんと頷いてしまう。

粗めの絵柄ですが躍動感があって良いと思いました。
読後感もスッキリしつつ胸に熱いものが残っている感じで。
爽やかな感動を与えてもらいました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-01-28 14:33:27] [修正:2007-01-28 14:33:27]

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