あらすじ 山に魅せられた男、島崎三歩。若くして世界の巨峰を登頂した後、三歩が選んだ道は日本でのボランティア救助隊員だった。感情に流されることなく、常に最善の結果を求めて救助活動をする三歩。ときには非情で冷酷とみなされ、遭難者やその関係者と衝突することも。山があり、登頂者がそこを訪れる限り、三歩の救助は続く。
備考 当初はビッグコミックオリジナル増刊で不定期連載されていたが、途中からビッグコミックオリジナル本誌に移籍した。2008年第54回(平成20年度)小学館漫画賞一般向け部門受賞作品。「ビッグコミックオリジナル増刊」で不定期連載されていたが、2007年から「ビッグコミックオリジナル」に移籍した。
この漫画のレビュー
7点 もずく酢さん
「よくがんばった!!!」
たくさん人が死ぬマンガではあります。でも、その死の裏側にある人間関係や、感情などを簡潔にさっくりと描いている作品。さっくり描いているからいいのでしょうね。「死」がテーマの一つにあるので、重くなる可能性がありますから。
「登山」は、ある意味で「人生」に似ている…
そんな気分にさせてくれます。私は読んでいて、純粋に元気や希望というものが何か教えて貰うことが、多かったです。
マンガなんだし、三歩が超人的でもいい。「救済」という手があることを描きたいのだと思うし。ヒーローのいないマンガなんてないでしょうから。
読んでてタオルが手放せなかった…要涙ふける物!!
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[投稿:2010-04-30 13:50:31] [修正:2010-04-30 14:27:14]