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7点(レビュー数:2人)

作者手塚治虫

巻数1巻 (完結)

連載誌描き下ろし:1948年~ / 不二書房

更新時刻 2009-11-25 06:40:27

あらすじ 五百万年ぶりに地球に近づいてきたママンゴ星。そこから飛来して来た7つの隕石は、電流を流すと巨大なエネルギーを発生する性質のものだった。この石を拾った動物学者の敷島博士は、ママンゴ星への探検旅行を計画するが、石をねらう秘密結社の魔の手が彼の身のまわりに忍び寄る。私立探偵ヒゲオヤジの活躍もあり、結社から逃れて無事宇宙へ飛び出した敷島の探検隊だったが、人類が栄えていると思われたママンゴ星で、意外な光景を目にする事になる。さて、それは…。

備考 全集版には作者デビュー後に書かれたバージョンと作者がデビュー前に書いていたバージョンがある。一般的には前者がメジャーとなっている。

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この漫画のレビュー

植物で出来た同じ顔の二人の女(性が女である必要はない)を宇宙船の中で空腹に耐えれず食う男。

黒手塚好きとしては、このへんが見所です。なんたる倒錯ぶり。
児童向け故にサラリと済まされてるのも、何か含みがありそうで逆に良い!
とか好意的な解釈なんかもしちゃいます。
あと二人はアダムとイブに、みたいなラストで「夫婦」ではなく「兄妹」になる
ってのも上と同じく児童への配慮なんでしょうが逆に歪んでますよね。

手塚節全開の「アンハッピーな結末〜これは劇画のはしりだと思いますし」って後書きも最高。


ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-12-27 00:54:56] [修正:2007-12-27 00:54:56]

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