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3.66点(レビュー数:3人)

作者吉沢やすみ

巻数27巻 (完結)

連載誌週刊少年ジャンプ:1970年~ / 集英社

更新時刻 2009-11-25 06:40:32

あらすじ 主人公である中学生、ひろしと彼のTシャツに張りついたカエル、ピョン吉の日常生活を描く。

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この漫画のレビュー

3点 Pyoさん

とても古い作品なのでどうせ誰も読まないだろうし来ないだろうが、たまたま以前全巻手に入って読破したのでレビューしてみた。
元々私はこの作品をアニメでしか知らず、1995年集英社から出た文庫本で初めて本屋で読んだがその作画とぶっ飛んだ展開に閉口。あまりにアニメとイメージが違いすぎですぐに本を戸棚にしまったぐらい。
そして3巻以降発刊されず(おそらくよほど売れなかったと推測される)お蔵入りになってたのだが、数年前たまたまその続きを単行本で読んだところ、4巻あたりからキャラが丸みを帯びてきて、ストーリー的にもこなれてきて古くささはぬぐえない物のまともに読めるようになってきた。
そこから12巻あたりまでは安定していたけど、13巻あたりからじわじわ駄作が見え始め17巻以降は目も当てられないことに。
ピョン吉の存在感が薄くなってきて、いわゆる新キャラがことごとく魅力が無く作品全体として劣化を進んでいき、24巻あたりには末期臭。そして誰も知られないままEDと行った感じ。
アニメが成功して原作者も若かったので天狗になったのだろうが、元々素質というより勢いで来てたからこういうことになったのだろう。
アニメと比べ、キャラの等身が低く、キャラも全体的に子供っぽく、素行も幼稚。作画もキャラの細かい描写に乏しく、コマの使い方も下手くそで、オチかと思ったらまだ続いたりストーリー構成もよろしくない。
今の子供が見ても絶対受けないだろう。
まあそれでも中盤まではまあまあ読めるので0点は回避。でもこんなの見るぐらいならアニメの方が数千倍幸せになるのは確かでしょう。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2010-03-05 22:35:17] [修正:2010-03-05 22:35:17]

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