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6点(レビュー数:2人)

作者ジョージ朝倉

巻数5巻 (完結)

連載誌FEEL YOUNG:2004年~ / 祥伝社

更新時刻 2009-11-25 00:44:19

あらすじ やっと風が吹いた―
ジョージ朝倉が描く、20代の大恋愛叙事詩
”a piece of cake” お茶の子さいさい、朝飯前、簡単なこと

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この漫画のレビュー

9点 ととちゃんさん

[ネタバレあり]

ジョージ作品の中で一番好きです。
終わるなと願いながら勿体ぶって読みました。
単行本…1000円するんですよ。高いよー。
でも。1巻買ってしまったのが失敗でした。
2日で全巻大人買い。1000円×全5巻。
結論・・・5000円は安い。(いや、高いけども)

さりげなくモテる(自覚なし)巨乳フリーター♀志乃ちゃんと
ちょっとダメ男だけどイケメンヒゲ店長京ちゃんのラブストーリー。
なんてゆーか、まぁ、普通なんですよ。キャラも、ストーリーも。
ジョージ朝倉なのに。
いつもの「わかってる、わかってるんだけど、愛してるから無理!ギャー!」みたいな愛の暴走要素があんまりない。
主人公が理性的。もちろん葛藤はあるんだけど、
志乃ちゃんの中のバーチャル元彼(反面教師)との会話によって理性を保つ。
あかりさん(京ちゃん's元彼女。メンヘラ気味)ってゆー解決しようのない絶対的不安要素さえも、客観的に見て、志乃ちゃんがすごく冷静だから、乗り越えられそうに見える。
もうその問題さえも二人の愛を屈強にする要素になっちゃうんじゃないの、ってくらい。

まぁんなわけないんだけどさ。
恋愛って不思議。志乃ちゃんの我慢の限界だったのでしょうか。
はたまた作者の我慢の限界だったのでしょうか(笑)
最後の最後にジョージワールド全開!!
待ってた人は「待ってました!!!」って感じだったのかしら。
私は待ってなかった(笑)
正直最終巻を読み終わった直後は「金返せ!」って思いました。

しかし、改めて考えてみると、冷静に見えてた時の志乃ちゃんは冷静じゃなかったからこそ、理性的に努めてたんですかね。
暴走した志乃ちゃんは、冷静になったからこそ自暴自棄になっただけなんですかね。まぁ、くっつく前も暴走気味っちゃ暴走気味だったしな。
ぶっちゃけそこはよくわかりません。でも、なんとなくわかりました。
つまり、そういう作品です。名作です。
語り足りないけどこんくらいにします。


「若い男なんてね…玉子でとじときゃいいのよ」
ってセリフが大好きです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-06-26 18:34:59] [修正:2009-06-26 18:34:59]

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