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6.25点(レビュー数:4人)

作者ジョージ朝倉

巻数3巻 (完結)

連載誌別冊フレンド:1998年~ / 講談社

更新時刻 2009-11-25 06:29:25

あらすじ ラブレターを題材にしたオムニバス集。

備考 2004年に映画化、2005年には第29回講談社漫画賞少女部門を受賞した。

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恋文日和のレビュー

点数別:
1件~ 4件を表示/全4 件

5点 あんりさん

センス良くて読みやすい
この人の荒っぽいノリやギャグは
少女漫画家っぽくなくて なかなか好き
自画像はナイけど

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-06-22 16:58:13] [修正:2010-05-24 21:29:56] [このレビューのURL]

9点 くっしいさん

 女性漫画は殆んど読むことがありませんでした。自分が男性であるから共感出来ないだろうと決め付けていたし、絵のタッチも好きになれずに避けていました。ところが昨今では女性漫画の描き手が青年漫画を描くことも多くなり、特に最近の女性漫画では絵についてはどうも思い込みに過ぎなかったことが判りました。話しにしてもなるほどと得心することも多く、今では結局のところは食わず嫌いだったのだなあと思っています。このように認識を改める契機となった女性漫画の一つが「恋文日和」です。

 女性漫画が青年漫画・少年漫画と異なる点、あるいは長けている点は、よく指摘されることですが、豊かな心理描写です。青年漫画・少年漫画では主に話しの運びや絵の巧さ・表現技法、世界観などが注目されます。かたや女性漫画は主に現実的な世界感を舞台に選ばれることが多いようで、人物造形の洗練に進化の方向を見出したものと思われます。
 
 さて本題です。この人の漫画に特長的な点は躍動感かと思います。登場人物の動きが見事に紙面に落とされ、これが濃淡に富んだ心理描写をもたらしています。ですから登場人物はみんな情緒豊かで気分の変動が大きくなっています。その分読み手に大きな感慨を引き起こすのだろうと思います。

 そうした作風で恋文という現在では聊か時代遅れとなった感のある手紙を題材に人物模様を丁寧に描かれていることがとても新鮮でした。単なる娯楽に終わらない味わい深い漫画です。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-01-27 15:23:38] [修正:2010-01-27 15:23:38] [このレビューのURL]

6点 ととちゃんさん

[ネタバレあり]

気軽に読めるオムニバス集で、多種多彩な小作品がたくさん入ってます。
なので、総括するのが難しいですが・・・
初期作品が結構入ってて、まだ作画が荒削りな感じが新鮮。
なんかもう湧き上がるの創作意欲(意欲とは違うかもしらない、アドレナリンみたいな)でペンが追いつかない!みたいな。
でもエネルギッシュで生々しくロマンチックなストーリー構成は最近の作品に負けず劣らず、さすがジョージ朝倉!ってな感じです。
初期作品のためか学生主体の物語が多く、割とすっきり爽やかな読後感かもしれないですが。
映画化されただけあり、万人受けする作品だと思います。
ジョージ朝倉といえば、恋文日和って感じですね。
代表作に値する作品だと思います!
でも恋文日和だけ読んでもジョージ朝倉は語れませんな。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-06-25 20:22:50] [修正:2009-06-25 20:22:50] [このレビューのURL]

5点 beeさん

女子高生とかが好きそうなベタな恋愛漫画だろうなと
思って読んだら意外と面白かったです。
それなりに現実的でしっかり少女漫画で、
今ウケそうな漫画だなと思いました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-06-26 20:47:04] [修正:2005-06-26 20:47:04] [このレビューのURL]


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