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6.66点(レビュー数:3人)

作者ジョージ朝倉

巻数1巻 (完結)

連載誌描き下ろし:2002年~ / 講談社

更新時刻 2009-11-25 00:46:02

あらすじ 主人公、マンガ家・ショーコ。その親友・アキラ。元同僚のマリエ。そして引きこもり男のケンジ。4人の登場人物が織り成す“青春の悪アガキ”。300ページ丸ごと描き下ろしジョージ朝倉のエセ自伝的作品。

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ハッピーエンドのレビュー

点数別:
1件~ 3件を表示/全3 件

3点 朔太さん

エセ自伝的作品だそうです。
何か朝倉さんの持つ感性に共感なり共振なりが必要なのでしょうね。

明らかに知恵の足らないマリエ以外には男性的振る舞いの
多い女性が多数登場するのですが、
残念ながらつまるところ「私は恋愛したいんだ。」としか
叫んでいないように見えます。
深い渇望とは、結局はエロスなのでしょうか?

どうでもよい、どうとでもしてくれという感想が残ります。


ナイスレビュー: 0

[投稿:2017-09-24 15:50:47] [修正:2017-09-24 15:50:47] [このレビューのURL]

8点 ととちゃんさん

[ネタバレあり]

ジョージ朝倉のエセ自伝的作品。
・・・そうだったんだ(笑)

「無意識下」で他人とのつながりを渇望してしまうあまりに人間らしい自分に疲れきった主人公ショーコは誰の心の中にもいるでしょう。
ワガママで結局自己愛も強いくせに、他人には愛されたいんです。あるよねー。
勝手に裏切られたとか思っちゃって悲劇のヒロインぶってみたり。
(いや勝手に惹かれたんだけど。)
愛を求めて自尊心と自己嫌悪の狭間で暴走する
ジョージの王道的「人間」なエネルギー溢れるメインストーリー。

そしてそれに絡まってくるかわいくておばかなマリエちゃんの物語。
誰が見てもバカすぎるマリエちゃんはかわいそう。(パシられるし路頭に迷うし犯られるしマワされかけるし)
しかも本人あんま、てか全然それ分かってない。本当にちょーかわいそう。
でも、えらそーにマリエちゃんを見下してたショーコもケンジも、そんなマリエちゃんに救われるのです。
バカだし、どーしよーもないし、しかも分かってないし。でも。
だからこそ甘えられる。世話してやってるフリして甘えちゃう。
その存在はまるで聖母マリアのよう…なーんてねー。
ジョージ作品の中では珍しい種類のキャラですがかなり好きです。

単純に分かりやすいし面白い作品だと思います。おすすめ!
エネルギッシュ!なこてこてジョージ作品が好きな人はものたりないかも。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-06-25 18:43:46] [修正:2009-06-25 18:43:46] [このレビューのURL]

9点 日和さん


ジョージの漫画ではこれが一番好きです。
ただ9点というのは元々ジョージファンの私の好みだっただけで、
他の人から見たらそこまでじゃないのかも。
でも読んで損はないと思います。

物語は現在の十年前から始り現在に向かって進んでいきます。
登場人物の実に青臭い青春を綺麗に勢い良く書いてます。

こんな分厚いやつ飽きずに一気に読めるか?
とか思ったんですけど関係ないです。ズカズカ読めちゃいます。
なんていうか、その時の単純な様で単純じゃない心情描写だったりが上手いです。
読み終わった後は清清しい気分に。

とりあえず私は好きだ!

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-02-17 18:53:05] [修正:2009-02-17 18:53:05] [このレビューのURL]


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