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6点(レビュー数:2人)

作者羽生生純

巻数5巻 (完結)

連載誌コミックビーム:2002年~ / エンターブレイン

更新時刻 2009-11-25 00:44:59

あらすじ 銃を撃つ衝動に魅せられた元漫画家の差能構造(さのう・こうぞう)を中心に描いたピカレスク・ロードコミック。

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この漫画のレビュー

8点 54年29歳さん

青【オールー】って沖縄の方言なんです。

ええ、僕沖縄出身なモンで気になって手に取ったのが始まりでした。恋の門はコレの次に読みました。

中学生のときくらいに、「肩パ〜ン!」「痛って!青タンなるやんけ!」
みたいなやりとりしたことありません?

ぼくらが使う方言では、「肩パ〜ン!」「あがッ! オールーなるやしぇー!」

みたいな。

この漫画で言う「青」とは、物語の情景とか、登場人物の青春とか、心理情景とかそんなんだと思うんですが、沖縄では主に青タンのことです(笑) 色や空を指して「オールー」とは言いません。

まぁ作者さん、バイオ見てみたら沖縄の人じゃないみたいだし。

あっ 内容はよかったですよ。このヒトの描く物語はどこか狂った人ばっか。
狂気を描かれてしまうと惹かれてしまいます。
人間にはモラルと自制心と言うものさしがあります。
そのものさしで計りきれないものを狂気と呼びます。
しかし狂気と言うのは多かれ少なかれ誰でも心に飼っているもんです。
何か大きなことを成し遂げるときには狂気じみた執念も必要でしょう。
もしそれが間違っていたとしても、消してしまいたいことだったとしても、時間が解決してくれるでしょう。忘れさせてくれるでしょう。

「あンときのオールー、痛かったナぁー」って

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-07-22 02:03:18] [修正:2008-07-22 02:07:23]

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