あらすじ
「人の命は平等に価値がない」
そう断言し、圧倒的な力を持つモン。
そしてモンに魅かれ力を望むトシの2人は特に意味もなく爆弾テロを起こし、一般市民を虐殺していく。
あまりにも生々しい虐殺シーンは被害者の「痛み」がそのまま伝わってくる。
やがてトシは警察に捕らえられる。
その後モンは完全武装し警察署を襲撃。
2人は人質を取ったものの警察署の周りは完全に包囲されている。
その状況で要求を聞かれたトシは3つの要求をする
1 人の命の重さと値段の国家の公式見解
2 人を殺してはいけない理由
3 世に棲む生けとし生けるものすべてが、自由に平和に、平等に、美しく、明るく、楽しく暮らせる幸福と善意と優しさと愛に満ちた世界
この漫画のレビュー
7点 swallowさん
最初読んだときはあまりにも理不尽に人が死にすぎていて全く良いとは感じなかった。
しっかりと読んでみると引き込まれてしまう。
日本の総理大臣がそんなこと言うのかとイライラしながら読んでたが、よく考えれば確かに言ってることは正しい。
読んでいてイライラしてしまったり、嫌な気分になってしまう人は日本という国のモラルに囚われてしまってるんだろう。
こんなにも社会に何かを訴えた作品は読んだことなかったので、これからもこの作者を追っていこうと思う。
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[投稿:2007-05-17 14:36:34] [修正:2007-05-17 14:36:34]