宮本から君へのレビュー
7点 punpeeさん
TWIMやRIN、キーチ等、あれだけクセのある作品を量産してきた作者の「初期衝動」が溢れた一作。
先に述べた作品群よりもクセは成熟されておらず、読みやすいです。
前半は社会人漫画です。
泥臭い営業マンが必死で奮闘し、これでもかと苦労と根性を積み上げても負ける見積もり合わせや、ラッキーパンチが決まって取れた大きな受注や、心動くものがあります。
後半はバッタリと仕事描写が無くなり、腕力で負けたラガーマンにリベンジするという展開。
個人的には前半の営業マン漫画をずっとやってくれていた方が好きだったのですが。笑
若いころに読んだ時はヒロインの靖子に何の魅力も感じなかったのですが、大人になって読むと、いい女だったんだなぁとしみじみ思います。笑
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[投稿:2016-12-05 21:13:07] [修正:2016-12-05 21:13:07] [このレビューのURL]
10点 やじウマさん
高校生の頃に読んで、このマンガの風景描写にとてつもない感動を覚えた。
トーンの張り方とそれによって表現される光の描き方がとても美しい。
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[投稿:2012-08-23 17:50:33] [修正:2016-09-27 22:19:06] [このレビューのURL]
8点 朔太さん
一言でいえば、感じるはずのない熱を持った作品、である。
その熱さに浮かされて、考え方を変えさせられる人もいるかもしれない。
巻頭言の中で新井が、「人間の生命力に、生きていくたくましさ、しぶとさに、
美しさを感じます。」等の自身の価値観を毎巻掲載している。
他にも、「好きか嫌いかで物事を判断してきた。」、「我の強い人間が好き。」、
「生きている時間が有限だから仕事に意味や目的が欲しいです。」・・・
宮本に投影された考え方が並んでおり、まさにその通りの不器用生き方を物語として見せてくれる。
前半はビジネス編、後半はリベンジ編とできるだろう。
もっと続編をと望む向きも当時はあったろうが、熱に浮かされるのは宮本といえども、
実は人生の中でわずかな時間でしかないのかもしれない。
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[投稿:2016-02-07 16:45:39] [修正:2016-02-07 16:45:39] [このレビューのURL]
9点 二軍Tシャツさん
古い作品でしょ。
だから集めるの大変でしょ。
かといって定本は高価でしょ。
なんてアナタにグーパンチ。
日本の全男子に捧げたいこの一冊。
社会に出て心が荒んでしまう前に読みましょう。
荒んでしまった後でも、読みましょう。
賛否両論あるでしょうが、9点「物事の考え方が変わったりするほどの力を持った作品」とはこういうことでしょう。
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[投稿:2011-12-25 16:21:09] [修正:2015-05-09 22:20:39] [このレビューのURL]
10点 キングガルフさん
サラリーマン、というか営業マンは読むべし。
僕は会社の部下に読ませました。
自分自身は学生時代に友人に勧められて読んだのですが、
社会人になって読み返すとさらにアツくなれます。
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[投稿:2014-11-12 13:10:49] [修正:2014-11-12 13:10:49] [このレビューのURL]
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