あらすじ 日米は、世界でも類をみない高性能な原子力潜水艦「シーバット」を、極秘裡に造り上げる。日本によって資金、技術提供をされた日本初の原潜であったが、米第7艦隊所属という、数奇の宿命を背負った落とし子でもあった。艦長には、海自一の操艦と慎重さを誇る海江田四郎が任命された。が、海江田は突如、試験航海中に指揮下を離れ、深海へと潜行する。米軍は「シーバット」を敵と見なし、撃沈のため第3、第7艦隊を南太平洋に集結。しかし、大胆にもシーバットは艦隊中最大の空母「カールビンソン」の目前に堂々と浮上。独立国家「やまと」を全世界に向けて宣言したのだった。
備考 1990年に第14回講談社漫画賞一般部門を受賞。アニメ・ラジオドラマ化もされている。
沈黙の艦隊のレビュー
9点 すかぽんたんさん
潜水艦バトルに興味ある方には、中盤終盤から見られる政治面には、かったるい作品。
でも主人公の目的の方向性から、避けて触れない訳にはいかないので、私的に容認。
時代背景の東西冷戦なんて、平成以降生まれには理解しにくいかもしれません。
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[投稿:2013-02-04 16:17:25] [修正:2013-02-04 16:17:25] [このレビューのURL]
6点 sin00さん
成人向け.政治的な主義主張や価値観の表明が強い場面はあるが醍醐味は潜水艦での頭脳戦にあるので個人的にはあまり気にはならない.
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[投稿:2012-02-18 18:46:04] [修正:2012-02-18 18:46:04] [このレビューのURL]
4点 メデューサさん
あー。好きな人は、めっちゃ好きそう。
ハマる要素はわかります。
ただネタの割に長すぎた…だれますよこれは。
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[投稿:2011-06-21 15:01:06] [修正:2011-06-29 00:56:12] [このレビューのURL]
9点 アコさん
潜水艦バトルが見れる稀有な漫画なのに、そこから発生する緊迫した国際的な政治関連がかなりのリアリティを持ってるのが特徴の名作です。
核やアメリカとの力関係など、自分達の問題に見てみぬふりを決め込む日本人が多い中、ここまで深く現代ものを抉ってる漫画は他になく熱いです。
例えば日本のドゲザ外交や大国同士の国連安保理の否決など、名場面が多く、何も考えてなさそうな政治家より政治の駆け引きが上手そう。
そして真剣で有能で魅力的なキャラが大勢出てきて、苦悩したり人間味を見せてくれるのが楽しい。
10点をつけれない欠点はやまとの戦闘能力が「漫画だから…」で終わらせてしまうくらいチートなこと。
リアルに考えると当時でもロシアが漫画では登場しない超高速魚雷を開発、
投入してたのでやまとのスペックだとどうやっても勝てないでしょう。
中盤の保険やマスコミ、国家の在り方あたりの話が長くてダレルのも微妙。
あとはジパングもだけど、全ての伏線を投げて終了してしまうのが残念…
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[投稿:2011-05-10 18:10:22] [修正:2011-05-10 18:10:22] [このレビューのURL]
8点 朔太さん
前半と後半で魅力が変わる。
前半は、潜水艦vs艦隊or潜水艦のバトルで、読者の想像力を超えた戦術を披露する。
潜水艦一艦で何ができよう、いずれ浮上する運命、独立国?何やそれ、という
読者の嘲りの中を、被弾させることなく敵を粉砕していく小気味良さがある。
特にお勧めは、ロシア潜水艦”スコーピオン”との戦い。(10年前位前に読んだにも関わらず、まだしっかり記憶しているヨウ)
潜水艦でも、戦術の長けた指揮官1人で相当なことができそう、って感動した。
後半は、政治イデオロギーの論争劇だな。世界的に見れば、答えは出てるが、
我が平和ボケ日本では、不可欠な議論をしている。
当時よりますます平和ボケした政治家が闊歩している現状(民主党、社民党・・)
では、「この漫画でも見て、抑止力の教科書にして」と言いたい。
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[投稿:2011-01-02 09:17:12] [修正:2011-01-02 09:17:12] [このレビューのURL]
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