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7.44点(レビュー数:18人)

作者新井英樹

巻数12巻 (完結)

連載誌モーニング:1990年~ / 講談社

更新時刻 2012-07-23 01:12:18

あらすじ 文具メーカー・マルキタの新米営業マン・宮本浩。恋も仕事も不器用で、ちっぽけな自分にいらだちながら、それでも一所懸命前に進もうと悪あがきの毎日。通勤途中に恋に落ちたあの子の名前は甲田美沙子。なにもできずに終わる朝に終止符を打とうと、ついに彼女の前に進み出た宮本は……!?

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宮本から君へのレビュー

点数別:
1件~ 5件を表示/全15 件

10点 やじウマさん

高校生の頃に読んで、このマンガの風景描写にとてつもない感動を覚えた。
トーンの張り方とそれによって表現される光の描き方がとても美しい。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-08-23 17:50:33] [修正:2016-09-27 22:19:06] [このレビューのURL]

8点 朔太さん

一言でいえば、感じるはずのない熱を持った作品、である。
その熱さに浮かされて、考え方を変えさせられる人もいるかもしれない。
巻頭言の中で新井が、「人間の生命力に、生きていくたくましさ、しぶとさに、
美しさを感じます。」等の自身の価値観を毎巻掲載している。
他にも、「好きか嫌いかで物事を判断してきた。」、「我の強い人間が好き。」、
「生きている時間が有限だから仕事に意味や目的が欲しいです。」・・・
宮本に投影された考え方が並んでおり、まさにその通りの不器用生き方を物語として見せてくれる。

前半はビジネス編、後半はリベンジ編とできるだろう。
もっと続編をと望む向きも当時はあったろうが、熱に浮かされるのは宮本といえども、
実は人生の中でわずかな時間でしかないのかもしれない。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2016-02-07 16:45:39] [修正:2016-02-07 16:45:39] [このレビューのURL]

9点 二軍Tシャツさん

古い作品でしょ。
だから集めるの大変でしょ。
かといって定本は高価でしょ。

なんてアナタにグーパンチ。

日本の全男子に捧げたいこの一冊。
社会に出て心が荒んでしまう前に読みましょう。
荒んでしまった後でも、読みましょう。

賛否両論あるでしょうが、9点「物事の考え方が変わったりするほどの力を持った作品」とはこういうことでしょう。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-12-25 16:21:09] [修正:2015-05-09 22:20:39] [このレビューのURL]

10点 キングガルフさん

サラリーマン、というか営業マンは読むべし。
僕は会社の部下に読ませました。

自分自身は学生時代に友人に勧められて読んだのですが、
社会人になって読み返すとさらにアツくなれます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2014-11-12 13:10:49] [修正:2014-11-12 13:10:49] [このレビューのURL]

7点 asd5さん

序盤から中盤:さすが青春モノの金字塔といわれるだけあって素晴らしい。
つげ義春の影響がそこかしこに見えるのもつげ好きとしては嬉しい。
特にミソなのがつげ漫画同様の距離感構成で、非常に良いテンポと立体感を感じる。

後半から終盤:こんなの見たくてここまで読んだんじゃないよ…
内容だけでなく主人公のルックスまで醜くなっちゃって、もうなんなんだか。
最終的には一応スッキリしたものになりますが、一度引いた熱は完全には戻りませんでした。

…但し! 自分の女に向かって「むしろお前なんか敵だった」というこのセリフは素晴らしい。
現在進行形で愛している女に向かってこのセリフを言える人はなかなかいない。
この名台詞は10点。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-06-22 22:28:56] [修正:2012-07-09 18:33:17] [このレビューのURL]

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