あらすじ
深くてフシギ、珠玉の4編を収録。待望の単行本!!
・僕の妹は、僕の指から産まれた。妹への感情は兄妹愛のそれを超え、「ひとつになりたい」と願う。(『星の恋人』)
・飛行機墜落事故で生存した大輪未来と天野すみれ。助け合う二人に、意外な形で別れの時は来る。(『ヴァイオライト』)
・肩を壊した高校球児の雪輝。日々""成長""を続けるヒナとの出会いで、彼が見つけたものは――。(『日下兄妹』)
・3人の兄妹が暮らす家に夜の闖入者、それは虫であり弟であった。共同生活を始めた彼と兄妹たちの距離は縮まりーー。(『虫と歌』)
出版社サイト作品紹介より
備考
短編集のため連載開始年には発行年を記載。
第14回手塚治虫文化賞新生賞受賞作品。
この漫画のレビュー
5点 ありゃりゃさん
萩尾望都が大好きで、自分はこんな考え方を持ってるよ、とみんなに知ってもらうために同人誌作りました、みたいな本。
1970年代後半から1980年代前半くらいにたくさん生息していた少女漫画好きな人たちが「こんなの待ってたのよ!」と喜びそうなイメージを受ける。
人に面白いかと聞かれれば、つまんねぇーと答え、好きかとか聞かれれば、好きだと答えてしまう。
感性の漫画と言ってよいのか、「ハッ」と驚かされる事がたびたび。
まぁ、同人誌をリーズナブルな価格で買うと思えば、それほど高い買い物では無いかと。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2009-12-19 08:53:35] [修正:2009-12-19 08:53:35]