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5.83点(レビュー数:6人)

作者市川マサ

巻数19巻 (完結)

連載誌週刊少年マガジン:2009年~ / 講談社

更新時刻 2010-03-17 16:17:50

あらすじ 不良たちが集まる高校、光嶺高校。そこに1人の転校生がやって来た。彼の名は朝桐... 続きを表示>>

備考 第2部「朝桐大活躍編」に続く。

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この漫画のレビュー

7点 朔太さん

道でガンたれれば、喧嘩が始まるような典型的なヤンキー
漫画といえばそれまでですが、青年誌でも堪えるような
テイストがあって、この分野では出色かもしれません。

以下にお気に入りの点を列挙しましょう。
・主人公の朝桐は、全くのバカ。
 計算、打算が全くできない点、動物的なその場限りの
 感情で行動する馬鹿ですが、案外人間味を感じます。
・ヒリヒリする展開が連続する中で、ギャグが適度に
 混ざっており、程良い加減です。
・普通、ヒロインが登場するものですが、全くの女っ気なし。
 この点は異色ですね。全編にわたって女性は登場して
 ない気がします。
 あの名作「男組」ですらヒロインはいましたからね。
 著者は女性を描くのが苦手なのかと勘ぐってしまう
 ぐらい徹底しているのが、かえって硬派ぽくって
 宜しいかと。
・一方で、暴力の連続なのに、人間離れした体力、根性、
 生命力が際限なく継続します。
 こんな人間おらんでしょう、というレベルの化け物が
 どんどん登場しますので、この辺りはどこかで既に
 読まされてきたパターンですね。
 また、ヤンキー漫画では宿命ともいえるのですが、
 どんどん強いキャラが登場させないと話が持たず、
 展開が進むと誰が誰だが分からなくなります。

総じてどの展開も気持ち良く終結していて、面白く読めました。


ナイスレビュー: 0

[投稿:2017-04-10 20:05:25] [修正:2017-04-10 20:05:25]

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