ホーム > 青年漫画 > 月刊アフタヌーン > 寄生獣

8点(レビュー数:289人)

作者岩明均

巻数10巻 (完結)

連載誌月刊アフタヌーン:1988年~ / 講談社

更新時刻 2012-08-21 12:43:08

あらすじ ある日、空から多数の正体不明の生物が飛来してきた。それは、人間に寄生して脳を... 続きを表示>>

備考 モーニングオープン増刊に不定期連載されていたが移籍した。

シェア

この漫画のレビュー

8点 souldriverさん

ミギーをはじめとする寄生獣たちの思考は、人間の敵として描かれているにも関わらず非常に説得力があり、逆に人間とは何なのだろう?と考えさせられる。
一方で自分たちの社会を守ろうとする人間側の考え方も当然理解できる。
双方の主張を聞くことのできる読者の立場は主人公シンイチの置かれる不安定な状況に照らし合わせることができる。一巻から最終話まで無駄な部分は一切なく、緊迫感を持って読み進めることができた。

「いちばん『悪魔』に近い生物は、やはり人間だと思うぞ…」
物語全体を象徴するこのセリフは人間社会の抱える矛盾を鋭く突いている。

いろんな意味で衝撃を受けた作品だった。

ナイスレビュー: 4

[投稿:2007-06-21 04:50:46] [修正:2007-06-21 04:50:46]

This content requires the Adobe Flash Player. Get Flash.

寄生獣と同じ作者の漫画

岩明均の情報をもっと見る

同年代の漫画

月刊アフタヌーンの情報をもっと見る