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8点(レビュー数:2人)

作者水木しげる

巻数1巻 (完結)

連載誌漫画サンデー:1971年~ / 実業之日本社

更新時刻 2010-10-21 22:06:18

あらすじ 20世紀の怪人物の一人、アドルフ・ヒトラーの生涯を水木しげるが劇画化。

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この漫画のレビュー

7点 mardoniosさん

ヒトラーの生涯を描いた漫画としては、『アドルフに告ぐ』『ひっとらぁ伯父サン』とともに御三家といっていいんじゃないかな。その中でも一番オーソドックスで、かつ一番生々しいヒトラーがこの水木ヒトラーだと思う。

基本的にはヒトラーの生涯をなぞっていくのだが、その中心はナチ党入党から権力掌握、そして開戦までの期間。水木さんの筆にかかると、ヒトラー一味が完全に妖怪にしか見えない。っつっても、鬼太郎ライクな妖怪だ。あまりにも人間的すぎて人間に見えないというやつ。

その中でもお気に入りなキャラは、「ドイツ軍人を疑うことは許されない!」なルーデンドルフおじいちゃんと、自称両刀遣いのレーム大尉。ミュンヘン一揆と長いナイフの夜という、開戦以前のナチスの二大イベントの主役級ということもあって、出番の割にキャラが立ちすぎ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-10-23 07:07:33] [修正:2010-10-23 07:08:06]

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