あらすじ 日米は、世界でも類をみない高性能な原子力潜水艦「シーバット」を、極秘裡に造り上げる。日本によって資金、技術提供をされた日本初の原潜であったが、米第7艦隊所属という、数奇の宿命を背負った落とし子でもあった。艦長には、海自一の操艦と慎重さを誇る海江田四郎が任命された。が、海江田は突如、試験航海中に指揮下を離れ、深海へと潜行する。米軍は「シーバット」を敵と見なし、撃沈のため第3、第7艦隊を南太平洋に集結。しかし、大胆にもシーバットは艦隊中最大の空母「カールビンソン」の目前に堂々と浮上。独立国家「やまと」を全世界に向けて宣言したのだった。
備考 1990年に第14回講談社漫画賞一般部門を受賞。アニメ・ラジオドラマ化もされている。
この漫画のレビュー
9点 Sealさん
中学、高校時代に夢中で読んでいたのを思い出す。
主人公はアメリカとの戦いを経て、世論を味方に付け国連を動かす。最終的にはアメリカを動かし世界が主人公の理想実現に向けて動き出す。
主人公の理想を実現していくのは主人公自身ではなくアメリカになるところが現実的で良いと思った。
だが、何事もちょっとうまく行き過ぎだろって部分もあるので純粋にエンターテイメントとして楽しむのがいいだろう。
かなりの良作なので今の高校生あたりが読んでも面白いと思う。
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[投稿:2008-06-12 20:28:28] [修正:2008-06-12 20:28:28]