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7.15点(レビュー数:13人)

作者荒木飛呂彦

巻数27巻 (完結)

連載誌ウルトラジャンプ:2011年~ / 集英社

更新時刻 2011-09-14 15:54:39

あらすじ 3月11日に起きた大震災後の杜王町に、突如出現した「壁の目」。ある日、広瀬康穂はその近くに、土に埋もれた青年を発見する。彼は病院に運ばれるが、自分に関わる記憶を全て失っていた。彼を気にかけた康穂の協力を得て、彼は僅かな手がかりから自分と因縁のある「吉良吉影」の名を知り、そこから己の正体を探る。

備考 「ジョジョの奇妙な冒険」第8部にあたる作品。第4部と同じ舞台となっているが、ストーリーや設定は繋がりが無く、パラレルワールドとなっている。ただし、スティール・ボール・ランとはストーリーが繋がっている。単行本はジャンプ・コミックスから発売。

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この漫画のレビュー

4点 霧立さん

作者は以前、「何を描いてもジョジョになってしまう」と言ったらしいが、この作品を読む限りジョジョというより「スタンドバトルしか描けなくなっている」と言った方が正解ではないだろうか。
未知の能力が襲ってくる→訳もわからず逃げたり防御したりで恐怖を印象づける→攻撃の特性などからミステリーの謎解き的に攻略の手がかりを掴む→華麗に逆転勝利
こういったフォーマットはそれは盛り上がる事は間違いないし能力のパターンさえ変えれば延々と物語が作れる訳だが、現状は能力バトルのパイオニアである作者が自らのスタイルに甘んじてしまっているようにしか見えない。
この作品に関して言えば謎や設定がまずありきで人物はそれに沿って動いている感じがしてどうにも生き生きとしていない、要はキャラ立ちが弱すぎる。肝心の謎もそれ程強烈な関心を呼ぶものでは無いので、8巻までいってもただ何となく話が進んでいる、起伏のないまま「読まされている」感覚に陥ってしまう。今後に期待したいが正直期待薄。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2015-01-08 08:18:59] [修正:2015-01-08 08:18:59]

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