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6.42点(レビュー数:7人)

作者古舘春一

巻数45巻 (完結)

連載誌週刊少年ジャンプ:2012年~ / 集英社

更新時刻 2012-11-06 23:11:23

あらすじ 雪ヶ丘中学バレーボール部の、最初で最後の公式戦。「小さな巨人」を目指す日向の前に立ちはだかったのは、「コート上の王様」と呼ばれる天才、影山だった。惨敗したものの、新たな目標を見つけた日向。高校で影山にリベンジするべく引き続きバレー部に入部する。しかし練習に向かった体育館にいたのは、その影山だった!?

備考 2014年4月6日 からアニメ化TV放送

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この漫画のレビュー

7点 朔太さん

男子バレーボールをテーマにした漫画は意外と思い出
さないけれど、これは代表されるものになるかもです。

作者の古舘氏は高校時代にバレー経験があることが、
相当下地になっていて説得力があります。
少年誌にありがちな必殺技は、変人速攻くらいのもので、
あとは努力の積み重ねで得られる得意スキルとなっています。

何と言ってもキャラの立ち方が本作品の魅力です。
主人公の日向ですら、完全無欠には程遠い能力も
人格も未発達な脇役の一人に思えるほどです。
しかし、それぞれの脇役の特徴、得意スキルが読者に
しっかり伝わってきており、烏野高校バレー部の
一員のような感情移入ができます。
プレーそのものや勝ち負けへのこだわり以上に、
チームとしての絆や仲間を嬉しく思う部活の魅力が
上手く表現されています。

難点を言えば、最初から長期連載が保証されていたのか
(そんなことあるのか?)、展開の進め方が異常に遅い。
日常の練習風景や部員勧誘など少し興味を失いがちです。
その結果、ライバル高校ならびにそれに伴う登場人物が
多過ぎて、人物のキャラを理解する気がなくなります。
これは作品の強みを自ら消しています。
連載が長く感じる原因にもなりました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2021-03-23 20:00:14] [修正:2021-03-23 20:00:14]

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