われらホビーズ ファミコンゼミナールのレビュー
7点 臼井健士さん
思えば、四コマ漫画だった頃は「面白くも無く、かと言ってつまらないということも無い」という中途半端な漫画でした。
考えるに、これはゴージ・兵頭・ヤクザのジョージと言った個性的な登場人物の「個性」を四コマでは「表現しきれなかった」ということだと思います。それが毎回ごとに違った1本のゲームを題材にした「1話完結のストーリー漫画」に変更した途端に四コマのときとは比較にならないくらい面白くなりました。前述のキャラたちの魅力も余すことなく表現出来るようになりまして、いい「変更」だったと思います。
ただ・・・元々の主役の「タカちゃん」が影が薄くなって、悪役に近い役どころまでやらなければならなくなってしまったという欠点もありましたが。(初期の3人組の他の2人、マコちゃん・シゲ坊もそれなりに魅力アップしていた中での不遇な扱いか?)
それにしてもやはり全4巻は短すぎますよ・・・・。
しかもストーリーに移行して面白くなってからは実質2巻と半分・・・・・。
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[投稿:2014-03-26 08:23:55] [修正:2014-03-26 08:23:55] [このレビューのURL]
7点 takamさん
ファミコン世代の人はきっと懐かしい気持ちになること請け合い。
チャレンジャーから始まるファミコンネタは最後、スーパーファミコンの発売とともに完結している。
ギャグの質は高いほうかと思われるが、いかんせんパロディなので、あるあるネタと突っ込みの勢いで読ませる展開になっている。
主人公はタカ、シゲ坊、マコの3人、ヒロインのトモとアヤに加えて、同時期月刊ジャンプに連載していた「マンモス」からのパロディキャラで出てきているゴージと兵頭が各ファミコンソフトのゲームキャラに扮してドタバタコメディを繰り広げています。
タカ以外、全員ボケ。突っ込み不足だが、ボケ倒して終わることしばしば。
当時のソフトを知らない人には何のことか不明だと思われるので、世代を選ぶ漫画ですが、TVゲームが新しい遊びであった時代に生きた人にはお勧めできます。
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[投稿:2014-03-26 00:10:24] [修正:2014-03-26 00:10:24] [このレビューのURL]